処暑の夜

陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也 −暦便覧−
帰る道すがらのSE(Sound Effect)が蛙の声から虫の音に変わった。鈴虫はじめ、あちこちから様々な声がしじまに響く。
秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 虫の音にぞ おどろかれぬる −盗作−
# これこれ、決して「蒸し」の音じゃないってば。(;-・。・-;)
『誉凱陣 純米吟醸 H16BY』
黒留め袖の柳腰を思わせていたのに、いつの間にやら安産型のおっかさんに。(^^;
土用丑の日に開けてまもなく4週間。凱陣特有の旨みたっぷりな酒に変貌を遂げた。やはり火入れは秋口からだったか。15℃に置いてこれだから、冷蔵(5℃)庫から出さなければいけないだろうか。
こちらは燗がつくまでの1杯でお終い。残りもう1回分。
『睡龍 速醸純米 瓶燗 H15BY』3:1『生もとのどぶ H16BY 春火入れ』
速醸純米を徳利に注いだら… 酒が見えてこない。ありゃあ、きちんと定量ずつを繰り返せばもう1回分あるはずなのに、どこかで狂ったか。しょうがない、こちらも心許ない量だが、開栓常温放置5ヶ月の生もとのどぶを注ぎ足し、かろうじて定量に。いきなり飛び切り燗(55℃近辺)超。:-)
練れてきた速醸純米にどぶの香りと厚みが加わり、旨みが押し寄せてくる。ひたすらうまいっ!!
「やりすぎたら、いけん」。電話で笑っていた杜氏さんの顔が浮かぶ。それもあっての16BYモデルなのだろうが、「とことん」もなくさないで欲しいと思う。分かる人にだけ分かる仕込み、「1本だけでもどうでしょ?」。誰とはなしに問いかけてみたり…。
ネーミングは「生もとのどぶどぶ」で決まりなんだから。:-)
鯛の刺身。養殖だろう、のっぺりとし、身に旨みがない。だからぁ、刺身なら、鰯か鰺、〆鯖で良いって…。
昨日の鶏がこれ見よがしに残されている。はいはい、どうせ必殺始末人ですよ、あたしゃ。
マヨネーズの助太刀を得て、レタス・胡瓜もペロリ完食。
トマト。ジュワッと溢れる酸味が良い口直しだ。
胡瓜と黄菊に擂り胡麻を散らした酢の物。カキノモトにはまだ早いか。
牛焼き肉も2〜3枚。腿だろうか、脂が少なくてありがたい。
徳利を回し、残った醪を杯に移す。小さじ2杯分ほどのお粥。当然、箸で一粒残らず食べますとも。:-)
Newオコゼも良いけど、秋火入れも待ち遠しい処暑の夜更け。


2本の来○、5月の初回からちっとも減りません。誰か助けて〜。orz