年夜の酒

我が家だけかもしれないけど、元日より大晦日がメインイベント。
新年の祝いよりも一年の無事を感謝することに重きを置くのは、昔は二日の“初荷”を控え、正月早々飲んだくれていられなかった? 🙂
kotobuki.jpgてな訳で、大晦日なのに…
おめでとう〜♪で始まる夕餉。
迷いに迷いつつ選んだ酒は…

  • 秋鹿 純米大吟醸 嘉村壱號田 2000年醸造
  • 神亀 上槽中汲 2001年仕込第12号
  • 英 生もとあらばしり無濾過生原酒 H14BY
  • 生もとのどぶ H16BY 春火入れ
    火入れ2本、生原酒2本、都合4本の一升瓶を次々に開け、もちろんすべて燗酒に。
    秋鹿はさすがにきれい。熟成香を帯び、するすると喉を過ぎる。やっと飲めた〜♪
    埃のように澱がたまっていた神亀は、燗をつけてもあの生臭が出ない!! 思いの外に軽快。へぇ〜、こんなになるんだ!?
    英、生でもまだこれかぁ〜。若干のあの生臭があるものの、苦にはならない。
    でも、もっと生もとらしい強さが出てこなければ… まだまだですな。
    仕上げに選んだ生もとのどぶは、やはりほっとする味わい。ごはんを飲む。いつものどぶスタイルはそのままに、穏やかな秋火入れに比べ、味に深みが…。やはり、残り少ないのに自家消費を優先したくなるだけのことはありますなぁ。(苦笑)
    鮃・鰤・帆立・甘海老の刺身。馴染みの魚屋の目利きだけあって、どれもウンマい!!
    年寄りはもっぱら鮃と鰤を。:-)
    鰤の照焼き・百合根の葛煮・大根と人参のなます・きんとん・つぶしたじゃが芋に牛乳と挽肉を混ぜ、揚げに詰めて焼いたもの・のっぺ・わらびの醤油漬け・はりはり漬け…。
    豪華なお節とは無縁だが、心づくしの料理に舌鼓を打ちながら飲む燗酒のうまさよ。
    あぁ、米の酒を飲める国に生まれて良かった。
    予定より少ないとはいえ、13人が囲む食卓はにぎやか。てことは、フルメンバーだと
    19人!? 甥や姪の図体もでかくなってきたし、全員揃ったら、もう収まらないかも。
    と同時に、お年玉の出費も鰻登り…。orz
    誰か、貧乏なおやぢにお年玉をおくれでないかい?

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  • 年夜の酒” に対して8件のコメントがあります。

    1. まき子 より:

      明けましておめでとうございます!!
      >昔は二日の“初荷”を控え、正月早々飲んだくれていられなかった? 🙂
      なるほどー、だから大晦日に大宴会なワケですか〜。
      実家では既に第一段宴会が終了し、(といってもしっかり飲んだのは自分のみ・・・)
      夜の親戚集合大宴会の準備の合間でございます。
      また大人数でワイワイやるのも楽しいですもんね!
      まだ親戚に、誰も子供が出来ていない現状・・・
      お年玉を上げなくても良い今年に「ほっ」(笑)。

    2. Masamune より:

      >まき子さん
      あけましておめでとうございます!!
      商家は、一年間無事で過ごせたことへの感謝のほうが大きいんでしょうね。
      おぉ、朝から一宴会!? 普通のお宅って、そういうものなのかかなぁ。
      今日はまだアルコールを口にしていませんぞ。orz
      お年玉はもらえる内がハナですなぁ、やはり。(^^;

    3. かず より:

      あけましておめでとうございます。
      今年もよろしくお願いします。
      さすが素晴らしいラインナップですね!
      うちも正月ばかりは、良い酒飲んじゃってます。
      「秋鹿 純米大吟醸 嘉村壱號田」やら、
      「神亀 大吟醸」やら。
      ふつうの酒に戻れなくなりそうで恐いです(笑)。

    4. Masamune より:

      >かずさん
      あけましておめでとうございます
      上のクラスのお酒はやはりどれもきれいですよね。
      いきなり普段飲みのお酒に戻すと、好んでいた味にかなりの雑味も含まれていたことに気づかされます。
      値段どおりですから、それはそれで至極当たり前のことのなのですが。(^^;
      ただ、すべて開けたてでしたからねぇ。
      せめてイヴまでに選び終え、開栓放置してから楽しめるようになりたいものだと。(苦笑)
      今年もよろしくおつきあいくださいますように。_(._.)_
      PS. 14BYの雄町も良いですよ。<奥播磨 (笑)

    5. 霧坊 より:

      あけましておめでとうございます。
      今年もいろいろご教授くださいませ。
      「嘉村壱號田」ですかぁ。
      いいなぁ〜〜 未だ呑んだことがありません。
      うちの新年一本目は「霙もよう」の上澄み。
      ドキドキしながらお風呂場で開栓しました。
      もちろん、結果は (^-^)v

    6. Masamune より:

      >霧坊さん
      あけましておめでとうございます。
      こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
      嘉村壱號田、やっと飲めました〜。最後は、もう、えいや〜ですな。(笑)
      にごりは「どぶ」の消化が早くて困っておりまする。
      鉄人にごりも竹鶴も残りわずかなため、手をつける訳にはいきませんし…。
      次は霙もようの2004でも飲もうかなぁ。:-)

    7. こまてる より:

      明けましておめでとうございます。
      我が家では、屠蘇代わりに大七自然酒生もとを開けた以外は、何ら変わらぬラインナップです。
      ただ、上司の温情で、冬休みが長くなりましたので、起きては飲み、寝ては飲み、と、自堕落に過ごしております。
      今年もどうぞ宜しくお願いします。

    8. Masamune より:

      >こまてるさん
      あけましておめでとうございます。
      大七とは、また珍しいものを…。:-)
      普通の生もと純米より少しは幅味があるように思いますが、やはりCLASSICか皆伝、それも1年以上経たないと、味が戻らないように感じます。
      名前だけの生もとや山廃もある中、正調生もとにはもっと「らしさ」を取り戻してほしいものだと。
      今年もどうぞよろしくお願いいたします。またご一緒しましょ。:-)

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