かめかめ鹿〜

薄酒に泣かされ、月末に泣かされ、特凹気分はウンマい酒で癒すに限る、と…。
まずは薄酒の毒消しに…
『神亀 純米 ひやおろし(2002.10詰)』
手に入れたばかりは「味がねぇ〜!?」とスカを引いた気分で忘れ去っていた酒。(^^;
「おほ!?」やっと神亀らしい、臭い中に芯のある味わいが出てきましたよ。
ただし、分かりやすいうまみを期待する酒ではないと思う。控えめながら芯の強さを持つタイプ。口数は少ないけど…って人、いますよね?
熱燗(50℃近辺)から冷まして…。
アテは、またもや鰹のタタキ。今度はオトシじゃなかったよ♪
大根・蒟蒻・薩摩揚げ・がんもどき・魚つみれ・結び昆布…そう、おでんダス。
はりはり漬けから数の子を除けて…、良い子は真似しないように!! (苦笑)
そして、奈落の底に沈んだ日は…
『神亀 純米 真穂人(2005.02詰)』
「あらら」定量に足りないけど、取りあえず熱燗(50℃近辺)ちょい上で…。
一部で「ダシ酒」と評価の高い16BY“真穂人”だけど、前日の“ひやおろし”と比べると、まだまだ淡泊。しかし、ピシッと締まった味わいは、しなやかな若竹を思わせるもの。
こういう酒を以て【淡麗辛口】とすべし!!
“ひやおろし”同様、忘れてしまえれば、いつかまたおいしい思いもできるかと。:-)
『秋鹿 純米大吟醸 嘉村壱號田 2000年醸造』
1shuan_20050201.jpg先日、“男の隠れ家”で某居酒屋の店長が「2000年と01年、2つの年のものがあるのはうちくらいじゃないかな」と宣っておられましたが、「あるところにはあるのよ!!」と大晦日以来、1ヶ月ぶりにささやかな贅沢を…。
こちらも熱燗(50℃近辺)から冷まして。
開けたてはきれいさだけが先行していたけど、秋鹿らしい酸が表に出てきて味わいに幅をつくり、大吟醸ならではのきれいな後味に収束していく。
値段も中身も、気高い酒ですな。:-)
ただし、アテはすべて、バ〜〜〜〜〜ツ!!
魚肉の加工品は変な生臭さが残るし、牛ステーキも肉の味がしない。(T^T)
代わりをつくる気にもなれず、ほうれん草のお浸しで口直しして早々に撤収〜。
【本日の戯言】
ボコボコな時だからこそ、良い酒でなければばらない。

「不味い酒ではますますドヨ〜ンとなっちゃうものね」
言い訳でもあるけど…。(苦笑)


ちなみに写真は、2005年2月1日の様子。今年はもう地面が見えています。

Follow me!

かめかめ鹿〜” に対して4件のコメントがあります。

  1. まき子 より:

    ボコボコなときほど、美味しいお酒で心休まりたいもんですもんね・・・。
    体がボコボコはガマンできるけど
    気持ちが凹むと大変です。
    少しでも美味しいお酒で癒されてくださることを祈りつつ・・・。

  2. Masamune より:

    >まき子さん
    励ましのお言葉、涙が出るほどうれしゅうございます。(/_;)
    ついでに「お酌」なんぞしてくださると…バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!

  3. マック次郎 より:

    某居酒屋の店長(実は知り合いです)、さすがにおやぢさんとこのようなお店の存在を知らないゆえの発言でしょう・・・。
    この某居酒屋、大阪の「地酒のデパート」の異名(私が勝手に言っているだけですが)をもつ超有名酒屋さんの直営店ですが、どぶが飲めるのは店長さんの人徳かも?

  4. Masamune より:

    >マック次郎さん
    実は…ご面識はありませんが、私も某所で存じあげています。(^^; <某店長
    あちらのお店はSさんと浪速をリードしてこられた先達ですもの。
    秋鹿が一番たくさんある酒屋さんかと…。

コメントを残す