珍種・近田錦

拙宅寝室の室温を見て…(・。・)。2℃!! こんな陽気ではいくら常温放置しても進みませぬ。
この時期は涼冷え(15℃近辺)庫内のほうが穏やかながら確実に熟成するけど、さらに…
暖房時20℃、停止時でも12℃という“変人庵"に、11月初旬から3ヵ月、未開栓とはいえ常温で放置されたこれの様子見を…。
『日置桜 生もと純米 山田錦 H16BY』
yamane_kome.jpg最近の“日置桜”のラベル文字は2つのパターンがあるように思うが、これはダイナミックな筆文字を生かしたタイプ。難点は、大書きされた原料米の名が、どう見ても“近田錦”としか読めないこと。(苦笑)
来た当初の「味がねぇ〜。また生もと強力並みに時間がかかるの?」という印象が、うれしい裏切りに…。
まず生もと特有のヨーグルト様の含み香が…。それも実にきれいな香りだ。味わいはまだ硬いとはいえ、やわらかさが感じられる。花ならばやっと蕾がついたという頃合いか。
レンジに入れ、飛び切り燗(55℃近辺)超にセット。
カミさんが外飲みのため、久しぶりにフライパンを握り、焼くばかりになっていた豚肉と玉葱、ピーマンを放り込んで、ヒョイ、もう一つおまけにヒョイっと♪
今日は玉葱デイかな。ウズラの玉子が入った揚げ物・玉葱・人参・筍の煮物。
胡瓜・オニオンスライス・セロリ・トマトのサラダは、麹ドレッシングで和えて。
賞味期限は切れているけど「どこがまずいの?」もっと長くしてよ〜、M口さん。(^^;
準備を終え、飲み頃になった酒を含む。「ほぉ〜、良いじゃない!! これ」
うまみと深みが増した“近田錦”をすすりながら、独りの夕食。
“ラジオの時間”が終わり、風呂へ入って、深夜のニュースを…。
「またおいしくないお酒なんだよね〜」とぼやきながら出かけていったのに…
まだ帰ってきませんよ、カミさん。orz


ただし、これ、酵母は協会6号です。
「7号ヴァージョンを」とお願いしたはずなんだけど、“ひやおろし”の表示を嫌ったばかりに6号ヴァージョンが来てしまったみたい。
酸の出方が7号より少ないことがどう響くか。
まぁ、6号は大魔人も生もとで使われていたことだし、これはこれで楽しみだけど…。

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珍種・近田錦” に対して2件のコメントがあります。

  1. まき子 より:

    やっと蕾・・・やっぱり花が咲くのは
    本当の春が来る頃でしょうか?!
    やっと温かくなってきたなぁ、と思っていたら
    そんなハズはなく、また随分寒くなってきちゃいましたね。
    寝室2℃・・・寒がりの私には極寒の世界です(笑)。

  2. Masamune より:

    >まき子さん
    開けていきなり…を期待するなら、常温に置いて梅雨頃かも。
    夏を越せば、かなり違ってくるはずですよ。
    今日も午前中は雪かきでした。そ、また昨日くらい積もったの。(T^T)

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