行きつ戻りつ
お江戸出張所の移転に丸二日費やしたため、戻ってからバタバタし通し。
なのに、イレギュラーな休みのおかけで、申し訳ないことにまたもや休みとなるのだが、これを逃すと雪国出張所がいつまで経っても定まらない。
はなはだ勝手ながら子を持つ親の務めゆえ、どうぞお許しあれ。_(._.)_
『奥播磨 雄町純米65 H14BY』
開けたてにアルコールのいい練れはあったものの、全体としてのまとまりの悪さを感じたため、5日ほど様子を見たのだが…。
「あれれ!?」
燗をつけると雄町らしい酸もあるし、捌けも悪くはない。ただ、奥播磨らしい、ズシンとくる厚みがない。冷やよりあべこべに痩せてしまうではないか。
昨年の秋はいい味を出していたのになぁ。
いつもの奥播磨スパイラルに陥ってしまったのだろうか。
しょうがない。このまま放置決定!! (T^T)
アテは、塩で味付けられた豚肉・白子・豆腐・長葱・にら・白菜の鍋。
「この大きさは真鱈のだな」独り占めにする白子がフルフルとウンマいよ〜♪
豚肉も頃合いに煮えて、噛むとギュッと豚独特の旨みが…。
出汁を吸った豆腐や野菜が味付けの塩と相まって甘さまで感じまする。
シシャモはいつものキャベリンだけど、本シシャモを望むのは無理ってもの。
茹でたブロッコリーの茎を口直しにしながら、奥播磨らしからぬ奥播磨が空いた。
「うぅむ・・・」
モヤモヤしたままだったので、〆にこれを…。
『群馬泉 超特選純米 (H15.4詰)』
いきなり煮酒にしましたが、先ほどのモヤモヤを一掃。ビシッと締まった後味。
「これですよ、これ!!」
やっと胸のつかえが下りたかのように、鍋も完食。またも蕗味噌をひと舐め。
「いい部屋が見つかるといいけど…」
一番娘、ちゃんと起きてくるんだろうなぁ。頼むよ〜!!
お江戸と雪国、両方の出張所を探さなきゃいけないとは!
それは大変ですよ〜。
私も引越しするたびに、父親が来てくれていました。
2年に一回引越ししていた親不孝ものです(笑)。
あ、でも今の家は3年目だ!
>まき子さん
日本橋のままだったら、わざわざ移転することなかったんですけどねぇ。
たった11ヵ月の杉並出張所でした。礼金と仲介手数料が痛い…。(T^T)
おやぢも6年間で4回変わりましたが、ウチの一番娘はさらにすごく、
三鷹→武蔵野→調布→ロンドン→新潟→杉並。なんと年1回は変わったことに…。(´ヘ`;)
私も親に、引越しするたびに面倒をかけています・汗
特に女の子の部屋探しは気を使うようですね…。
奥播磨スパイラル…。「いつもの」なんですか!?
群馬泉の「超」が付く超特選純米も非常に気になります。
色々な意味で。
>りりさん
おぉ、いらっしゃい!!
ウチは全員がやっと社会人になりますから、すべて自己責任で!!と。
或る意味、無責任な親です。(^^;
奥播磨はこのタイトル同様、行きつ戻りつがあるんですよ。
しっかり熟成させればブレなくなりますが、かなりの年数を要します。
いっそ暑い時季ならいいんですけど、この気温では常温放置も効果が薄くて…。
群馬泉は、やはりこれを飲んでみなきゃあ、ね♪
某所で知った以前奥播磨の杜氏だった方が
醸した「高柿木」が気になる今日此の頃です。
奥播磨って杜氏さんが代わってから、
味も結構変わったのでしょうか?
>ちゃむさん
あのお蔵は高垣さんが行かれる前から一部では名前の知れていた蔵でしたよ。
「今さらなぜ…」とも思いましたけど…。変人の与り知るところじゃありませんし。(^^;
奥播磨、変わったといえば変わっていますが、今の味が蔵元の求める味とのことですから
長い目で見れば良かったということになろうか、と。