梅のように飛んで行けたら

東風吹かば にほひをこせよ 梅の花…
彼方、太宰府のそのまた先、久留米(旧三潴(みづま)町)のなんと遠いことか…。
『旭菊 特別純米 綾花』
瓶囲いではない、タンク貯蔵の“綾花”。変人らしく、敢えてこちらをチョイス。:-)
しかも姪っ子の名前と同じというおまけ付きとあっては「何か云われるかな」とちと逡巡しましたが、“大地”とはまた別の味わいがあるかと…。
「取りあえず…」と開栓してから半月ほど?
熟成香と山田錦らしいふくよかな吟味。“瓶囲い”よりも雑味の多さを期待したのだけど…
その意味では期待外れ。(笑)
sumi.jpg「これならば…」とつけた燗が、熱すぎて(飛び切り燗(55℃近辺)ほど)、戻ってしまったみたい。orz
それでも、吟味はたっぷりだし、捌けもいい。
欲をいえばもうひと押し、あるいはもうひと幅が欲しいというところ。
ほとんど空寸もなかったのだから、多くを望みすぎてはいけませんな。当然、放置してつかわすぞよ。(笑)
アテは、“栃尾の油揚げ”の葱味噌はさみ焼き。
知らない人なら「これが油揚げ!?」と目を回す大きさ、かつ肉厚の油揚げに薬味の葱はピッタリ。
加えて味噌の旨みも…。
てことは、酒が進みすぎるわけで…。:-)
ししゃもがキャペリンであっても許してしまいましょ。
豚肉・長葱・白菜・もやし・豆腐の鍋に餃子まで入って、アッツアツ♪
珍しく輪切りの切り干し大根・長芋・人参・蕪・車麩・エリンギの煮物。こういう煮物がしっくりくるようになった、てことはそれなりの齢になったということですな。
まだ見ぬ地、三潴。一番贅沢な行き方は、これかも。
しかし、20.5時間!? 何回宴会すりゃいいのか…。(笑)

Follow me!

梅のように飛んで行けたら” に対して2件のコメントがあります。

  1. 狼亭 より:

    “綾花”と“栃尾の油揚げ”って、いかにも合いそうですねェ♪
    >欲をいえばもうひと押し、あるいはもうひと幅が欲しいというところ。
    そこが“綾花”らしさのような?

  2. masamune より:

    >狼亭さん
    “栃尾の油揚げ”も店によってさまざまでして…
    おやぢは厚揚げくらいに身がぎっしり詰まっているのが好みです。:-)
    >そこが“綾花”らしさのような?
    そうですか。山田錦らしい品の良さを楽しめばよろしい、ということ?

コメントを残す