まだ健在なり

志ノ蔵さんにもあったけど、遠慮して見送ったお酒を補充酒として持ち帰りました。
“亀の尾”を使った某酒は有名すぎるくらい有名になりましたが、絶対量が少ない上に1合当たりの値段が“ひこ孫 純米大吟醸”並み!? と気軽に飲むには如何せん高すぎて…。
その点、これなら“亀の尾”を少しは身近に感じることができますものね。
『鯉川 純米吟醸 亀治好日 H15BY』
koikawa_tank.jpgまずは冷やジュルで。
含むと、控えめながら十分な吟香。練れた旨みを感じさせた後、スッと引く。捌け・キレ良し。
まだ若さは残るものの、純米吟醸らしい品格もあり、良い具合に熟成が進んでいる様子。
やはり“亀の尾”は遅いですなぁ。
飛び切り燗(55℃近辺)ほどに燗をつけると、その若さがはっきりと露呈。捌け・キレは申し分ないのに、ボディがやや細るのですよ。まぁ、開けたてだしね。冷やの旨みからすると、1〜2週間放置すれば、燗でも練れ味を楽しめるようになるはず。
アテは、鰹のタタキ。近くの食品スーパーが倒産してから、出番がさらに増えた。
我が家の定番醤油と老梅酢で酢醤油をつくり、おろし生姜と万能葱で。
ポークソテー。うぅむ、肉の旨みが今イチなれど、まぁ、いいっか〜。
蓮根のはさみ揚げと野菜炒め。茹でたブロッコリーはそのままで口直しに。
“鯉川”を飲むと、なぜか「烏賊刺し、喰いたい〜!!」となります。
お蔵でいただいた刻み葱ぶっかけヴァージョンが懐かしいですなぁ。
そうそう、“庄内の風 H16BY”と飲み比べしなければ…。:-)

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まだ健在なり” に対して4件のコメントがあります。

  1. Tank より:

    15BYあるんですかっ!?
    それも酒が若いって・・ちょっとビックリ。
    庄内の風も、味を見たい気がします。

  2. masamune より:

    >Tankさん
    “亀の尾”の酒って、ホントの練れ味を楽しむには3年くらいかかるんじゃないですか?
    某蔵元から前BYのを夏に±0℃庫からだしたものをいただき、サーバの側に丸1年以上置いた頃、
    やっとまろやかな旨みを味わえましたよ。
    “庄内の風”16BYも秋から常温に置いたものがありますから、お邪魔する際には持参しますね。
    ただし、“出戻り”は金食い虫ですよ。(笑)

  3. Tank より:

    出戻りは金食い虫。>御意!
    それでも、味わってみたい。確かブレンドの関係で
    600本程度しか発売できなかった酒。
    三平さんから、「ちょーだい!」と言われても対応できなかった
    思い出が甦りました。是非、味わいたいです。

  4. masamune より:

    >Tankさん
    いろいろあって、4月には行けると思うのですが…。
    楽しみにお待ちください。:-)

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