大人の酒その後
ゆっくり歩いても3分足らずの帰り道なのに、辿り着いたら身体中、真っ白。
弥生半ばにして、また真冬の荒れ模様へUターン…。orz
「こんな日はにごりを…」と思ったけど、卓上の“鰤の照焼き”を見て気が変わりました。
最盛期から1/3は減ったか、と思える放置酒の中からこれを…。
『鷹勇 山廃純米原酒50% H9BY』
まずは冷やジュル。これからひと月。やや気難しかった顔付きが柔和な表情に変わりました。押付けがましさはないものの、程良い旨みをきちんと出しながら、きれいに消えていきます。
できたてのひと皿を食べやすく置いた後、ササッと畳の上を滑るかのように進み、作法どおりに戸を開け閉め。もてなしを知る店で、きちんと躾けられた仲居さんの所作を見ているかのよう。
こんなに上品な酒に「愛のムチを!!」とばかりに飛び切り燗(55℃近辺)超にする、サドおやぢ…。
「いいですなぁ〜♪」
ビシッと締まり、さらに切れ上がりが良くなります。
変人をも上手にあしらう仲居さんにかかっては、さしもの我が儘おやぢも白旗ですな。(苦笑)
ここまでくれば、大人じゃなくてもその良さに気づくかと。:-)
アテは、先に書いた鰤の照焼き。脂も乗りつつ、しっとりと鰤の身の旨さあり。◎
鰹のタタキは、元マヨラーの面目躍如。久しぶりに醤油にマヨネーズを溶いて食べましたが、マヨネーズの油や酸味をピシッと切り払う酒の強さよ♪
鶏・豆腐・白菜・長葱・にら・エノキ・シラタキの鍋。「ん!? 変わった風味が…」と思ったら、薄切りの生姜が…。どうりで食べる後から身体がポカポカしてくるはず。
原酒の飲み応えに定量で「余は満足じゃ!!」
でもね〜、どうせまた雪かきだよなぁ〜。ああ、儚い満足だこと。orz
『鷹勇 山廃純米原酒50% H9BY』読んでいたら飲みたくなってきました!!
そろそろ一ヶ月近く・・・で、実際に飲んでみました。
確かにオコチャマの自分でも良さが分かります(笑)。
でも、レンジ燗やってみたのですが、
ウチのレンジ、古くて温度設定もないので、とりあえず一杯目の温度の目処をつけて2杯目・・・
レンジ内の温度が上がっているのか、予想以上に高温につきました。
3杯目、本当の煮酒になりました(汗)。
これは、レンジともお友達にならないと難しいっすね(涙)。
ああ
鷹勇山廃飲みたい・・・
ってことで家にある唯一の鷹勇強力の郷を久々に飲んでしまおう
と、徳利に注いだら残りわずか???
以前こんなに飲んでしまってたのか?
大事に飲もう(^_^;)
・・・・うま〜〜〜〜〜いいいい
なんていい子?
やっぱり旨い鷹勇♡
なになに?
きちんと躾けられた仲居さんのに愛のムチを!!サドおやぢ…。
三平師匠のとこの前にある小屋のポスターを彷彿させますなァ!
>まき子さん
あれ!? 山廃純米原酒50%、いつの間に? 🙂
レンジ燗、2回目以降は徐々に短くしないと…。まぁ、それも慣れですよ。
お手軽さがなによりの取り柄ですから。自分でやってみれば、おいおいと技も身につくはず。
>ちゃこさん
ご自宅で飲めるようになったってことは、少しは落ち着いたようですね。良かった〜♪
“強力の郷”も良いお酒ですよね。ちなみに、写真に写っている米袋は『強力 50%精米』。
奇しくも“強力の郷”の原料米でした。:-)
>狼亭さん
日中にお邪魔しただけですから、まだしげしげと眺めたことはないんですけどね。(^^;
未だに冷蔵や氷温貯蔵を崇拝され、開栓したらサッサと飲むものと思っている方々からすれば、
常温開栓放置も似たり寄ったり。(笑)
あちゃ、酔っぱらってたので間違えてました。
山廃純米原酒H9BYの60%でした(汗)。
まだまだ、和服美人には遠いです〜。
>まき子さん
前に書いたように、そっち(完熟山廃)とはまた別の魅力がありますよ。
値段がほぼ似通っているから、どっちを選ぶか、実に悩ましいところ。:-)