燗の館にて
「あれ、ここって!?」目的地に辿り着いてみれば、斜向かいは一昨年連れてこられた店。
「あぁ、あの時、こっちへ来ていたら…」とはいえ、ここのオープンは昨年6月27日。
それでも本店へは行けたのに…。
この看板を横目に見ながら階段を下りると手前が本店。その奥が幾度となく焦がれたこのお店。
暫しぼぉ〜と眺めていたら、間の扉が開き、小柄な女性が…。
「ひょっとして、燗主さん!?」
人懐っこい笑顔の燗主さんに迎えられ、カウンターに陣取ります。
“カウンターは禁煙でございます"
この断り書きも苦にならなくなった俄禁煙者。
さて、いつまで続くやら。:-)
「取りビー」も省略してのいきなり燗酒。お酒の選択も、お燗も燗主さんにおまかせ。
まずはお通し代わりの刺身三点盛り。ぼたん海老・ほたて・鮪の赤身。初っ端から写真を撮り忘れ、ぼたん海老は既に胃のなか。といっても、ここは錦糸町に非ず。(笑)
お酒は久々の“酉与(*1)右衛門 雄町"から。
次いで茹で空豆。茹でたてがウンマい。ちなみに空豆は皮ごと!! がおやぢ流♪
これから夏にかけては「これを食べずして仙台へ行ったということなかれ」のホヤ。
ホヤとともに現れしはお初の“日輪田 純吟(?)"。
やや細い!! と感じた酒がホヤと合わせると化ける。さすが燗主さんのお導き♪
呑兵衛ならば、やっぱこれも外せませぬ。鰺と仙台葱のぬた。味噌は仙台味噌かしら。
そして、そして、出ました!! 活穴子白焼き。でかいっしょ!? 🙂
「お好みで」と山葵が…。これ、これ、この山葵をちょんと乗っけて、と♪
お酒はこの辺りからこちらのリクエストに。このお銚子の艶姿、熟女だぁ〜。(笑)
筍と蕨の煮物。筍のシャクシャクとした歯触りと蕨のぬめり。春の息吹ですなぁ。
お隣は牡鹿半島で生育されているという島豚の塩焼き。豚肉の澄んだ旨みと軽やかな脂。
加えて、付け合わせのグリーンアスパラの鮮烈な風味。旨みが濃いんですよ。
サラダ菜も然り。ただの付け合わせではありませぬ。どれもが主菜といっていい味わい。
胡瓜の糠漬けと鰺のはずなんだけど…。飲過ぎで記憶が…。
〆にカミさんがお願いした焼おにぎり。旨すぎて写真はまた後回し。(苦笑)
いただいたお酒は、危うい記憶を辿ると…
綿屋も飲んだような気がするんだけど、もう思い出せるはずもなく…。
気がつけばシンデレラの時間になろうかという頃合い。繁華街からえっちらおっちら駅近くのホテルまで夜のお散歩。ツインの予定がトリプルの部屋をあてがわれたからではないけれど、湯上がりで二つ並んだキングサイズの広々ベッドを占拠して横たわり、そのまま沈没。バスローブが外れたら、すっぽんぽんの寝姿を曝すところでありんした。
そんなもの、誰が見るか!! (爆)
〒980-0803
仙台市青葉区国分町3-3-1 定禅寺ヒルズB1F【地図】
Phone. 022-261-9889
営業時間…17:00〜24:00 祝日…17:00〜22:00
定休日…日曜日
燗主さんのあたため屋さん日録…“燗々草紙"
- 岩手の川村酒造店が醸すお酒。
「酉与」のフォントがないため、二文字で表記してあります。
パラダイスを堪能されましたね♪
ヤバイ!見てたら。。。
来月、再訪いたしましょう。。。ヤバイ。。。
>itachaさん
おかげさまで。;-)
来月… 首がつながっているかどうか。(苦笑)
気楽に行かれる距離にいらっしゃるのが羨ましいです。
満喫されたようですね!
私達夫婦が伺ったのは昨年の11月のことですが、
夏に向かってまたおいしそうなものばかりですね〜。
気軽に飲みに行くには少し遠いですけど
なんとしてでも、また行きたくなってしまいました。
仙台の夜、楽しまれたようで。。何よりです!
カウンターからともさん、見えなかったでしょう(笑
小柄なのに大胆なんですよ〜
でも会いに行く楽しみがあるって、幸せだなって思います。
まさに酒友!です。
ここも辨天娘の燗酒が味わえる、全国でも数少ないお店のひとつですね〜。
あとは、東京の稲毛屋と、阿倍野のお店ですね。
お待ちしております(笑)。
(/#-_-)/~┻┻〃ヤッテラレッカ
┣\('ロ´\)オリャ-
(;-_-)--C<-_-;)ギュウウウ
・・・・・・・・・・・
(ノ_・。)イキタイ・・・・。
>かずさん
おかげさまで。でも、まだまだ飲み損ね・食べ損ねがたんまりで、とても一夜じゃ足りませぬ。
はなっから2daysにされた、かずさんとあっきさんのご慧眼に感服つかますりまつる。
こちらから回られると2泊3日で900km。庄内をはさむと3泊4日1,000kmの旅に。:-)
>あっきさん
千駄木・大宮連荘もかなりのものかと。;-p
ともさん、背伸びすると見えたので、お酒の注文は目と目で。(^_-)-☆ (笑)
仙台での宿り木ができましたから、用があっても憂いなし。
お酒の縁って、ありがたいものですね。
>マック次郎さん
「西高東低だから」と意識的に地元を含めた東のお酒をプッシュされているようですが、
自分でもいつも飲んでいるお酒を見ると、そうしたくなる気持ちも分かります。(^^;
阿倍野はともかく千駄木は、鰻嫌いには酷ってものです。(T^T)
>玉さん
おぉ、子犬間さんばりの絵文字コメント、忝うござる。
帰省の折には仙台経由で。ってか、休みが取れたら新幹線でホンの2時間。:-)
堪能されたようで何よりですね。
「呑み処な日々」に行ったことのない店が
取り上げられると、行きたくなってしまいます(笑)
「酉与右衛門」って池袋東武で見掛けたり、
他のブログで見掛けたりと
気になってますが、どんな味なんだろう。
似たタイプの銘柄とかあるのかなぁ。
「燗々草紙」の謎も解けました。
>ちゃむさん
“外飲み”が難しい地では遠征が唯一の楽しみですからねぇ。:-)
“酉与右衛門”はまだ型が固まってないかも。
飲もうと思えばいつでも飲めるので「ここ飲み屋かい」にお出ししましょ。(笑)