食品の裏側 -みんな大好きな食品添加物-
つくる人は食べる人の顔を思い浮かべ、あの人が食べるならと、無添加で安心・安全でおいしいものをつくるはずです。食べる人もつくった人の顔を思い浮かべ、色が少々悪く、味が薄くても気にしないでしょう。売る人もそれをきちんと説明するはずです。
しかし、この「つくる人、売る人、食べる人」という「つながり」が、社会が発展し、産業が大きくなるにつれ、徐々に失われていきます。仕事の分業化・専業化が進むと、つくる人の顔、売る人の顔、食べる人の顔がどんどん見えにくくなるのです。
口にするものがまっとうでなければ、人間が壊れてしまいますぞ。
そうなってしまう前にご一読あれ!!
しかし、「造る人、売る人、飲む人」に置き替えれば、そのまま日本酒業界、ひいては日本の酒類業界全体にも当てはまりますな。(苦笑)
『食品の裏側 -みんな大好きな食品添加物-』
著者:安部 司 出版社:東洋経済 ISBN:4492222669 1,470円(税込)
メールは差し上げたことがありますが、コメントは初でしょうか。
はじめまして、Yasuです。実は私、こういう話題が大好きです。
アミノ酸等は、化学調味料が熱に対して安定性が乏しいので、
他のアミノ酸を足して壊れにくくしているだけで、その実、
化学調味料です。似たような調味料に、核酸とか、有機酸などと
いうものもあります。名前は立派ですが、本来の名前、由来とは
無縁です。
本物の生もとや山廃なら、飲みすぎても朝がつらいことはないけど、
それ以外のまっとうな純米酒だと、しんどいことがたまにあります。
合成乳酸も、曲者かもしれんです。
>Yasuさん
いらっしゃい!! 🙂
とはいうものの、添加物ゼロも至難の業。どうつきあうか、なんでしょうね。
ただ、本物の生?・山廃って、そう多くないですよ。:-p
速醸でもしんどくない酒も数多ありますし…。
表示や数値だけでは玉石を見分けることはできませんでしょ?
実は、快療法の里という怪しげな団体があって、
飲む人に対してあってるかどうか、診断して
くれるんです。睡龍は、他の追随を許さないくらい
存在が信じられないくらいの酒との診断が下りました。
そんなことはわからない私も、あれこれ試しましたが、
山廃はそれなりに良い、生もとは、加藤さん以外では、
大七以外はダメ、と、診断してますが、他になんか
いいものがあるでしょうか。
正直、加藤さんの生もとは、飲んでも飲んでも、
平気なのが不思議ではあるのですが。
>Yasuさん
何を以て、そう診断されるのでしょう。
お酒を科学的に分析をしたところで解明できないものがまだまだ多いというのに。
そんなものに頼らなくても「呑めば分かる!!」じゃ、ダメですか? 😉
もちろん、私は飲めばわかる派です。山廃はおおむね、成功してるかな、
と感じる物が多く、生もとは、おおむね名ばかりかな、と感じる物が
多い、と、飲んだ結果思うくらいのことで。
快療法というのは不思議な一派で、体のゆがみをとることで、
人間の身体を正常にしていくことを主眼としているようです。
あまりに不思議(?)な話で、わかりづらくもあるので、
今度、暇なときにでもメールでも差し上げます。