生一丁!!
夜になると虫の声だけはするものの、日中はまだまだ残暑厳しく、アヂ〜!!、グテ〜!!
でも、ここ数日はエアコンなしでも寝られるようになりましたから、少しはマシになったのかも。秋はもうすぐそこ…でしょうか。
暑いときはさすがにデリケートになってしまう生のお酒もそろそろ出番? 🙂
『天穏 純米吟醸“佐香錦” 無濾過生原酒 H17BY』
佐香錦を55%に磨いた純米吟醸。“島根K-1"酵母が使われているのは、先の改良雄町の純米吟醸無濾過中汲みと同じですが、こちらのほうが吟醸っぽいでしょうか。上立ち香も華やかで、うまみもたっぷり。原酒ならではのパンチもありながらきれい。あとに苦が残るのは若さゆえのご愛敬ですな。:-)
燗をつけると、さすがに生酒特有のあの香りが出ますが、冷めてくると気にならないレベルです。うまみはさらにたっぷりと感じますが、アミノ酸度が低いだけあって諄くなることはありません。最後には密のような甘さも顔を覗かせますから、熟させたらもっと良くなるんでしょうね。
燗の温度は無理をせず、上燗(45℃近辺)ほどで。:-)
アテは、なぜか前日と変わり映えしない“あなご”の浜焼きと伯母手製の“えごねり”。
“えごねり”はつくり手によって色も風味も違いますが、伯母のは「水羊羹か?」と見紛う色合いながら風味はさほど強くありません。が、“えご草”を洗いながら何度も天日干しを繰り返し、乾燥が終わった後は鍋につきっきりで煮る手間はいずれも同じ。暑いさなかにたいへんな労を費やしてつくられたものだけに、感謝を込めていただきました。
トマトの酸味や茄子の甘みが溢れる夏野菜のラタトゥイユもさることながら、ユウガオ・オクラ・高野豆腐の煮物がうまい。煮汁をたっぷり吸い込んだ冷たいユウガオや高野豆腐が体の熱を取ってくれるかのよう。
夏の定番、茄子の塩漬も平らげ、定量がお終い。ごちそうさま〜♪
えごねり、美味しかったです〜。
お腹一杯で全部食べられなかったのが悔しい・・・(涙)。
生姜っていうのもわかりました!
ホントに日本酒の良いアテです。
>まき子さん
浜焼きだけでお腹いっぱいになるほど買ってくるから…。:-)
今度はあの薄い“えごねり”を用意しますね。
「火曜には入りますから」と糠喜びさせてくれたSフードめ、ヂグヂョ〜。(-"-)#