夜長月

残暑に気を取られていた隙に、朝晩の気温は下がり、日も短くなってしまいましたが、昨年の秋から今年の春にかけて仕込まれた平成17酒造年度のお酒も熟成が進んで、そろそろおいしい飲み頃を迎える時季でもありまする。
さっそくいろいろ届いていますから、それらはおいおいご紹介することにしましょ。
長月の幕開けは古女房から♪
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るみ子の酒 純米吟醸“K7” H11BY
麹米に山田錦、掛米に五百万石を用いた純米吟醸。酸が豊かだけど鈍重にはならないのが7号酵母らしいところでしょうか。いかにも古酒でございと熟成香や熟成味を主張する酒ではありませんから、吟醸が穏やかに枯れていく様を楽しんではいかがでしょ?
熱燗(50℃近辺)超に燗をつけるとキレが増したようで、後味の吟醸ならではの上品さが全体をまとめています。
もっとも開けたてですからね。当然、秋が深まる頃まで置いて、その変貌ぶりを楽しまなくては片手落ちというものでしょう。
アテは、レタス・オニオンスライス・茗荷が敷かれた皿に豚肉・玉葱・マイタケの炒め物がどか〜んと。orz
前略おふくろ様。あなたの息子は馬食が似合う歳をとうに過ぎておりまする。肉を喜ばない歳でもあることをお忘れなきよう、伏してお願い申しあげまする。
秋刀魚の煮付け。生姜を利かせ、身はあっさりしているものの、皮の裏にはこの季節ならではの脂乗り。それも梅干しで抑えられ、見た目よりもさっぱりと燗酒に合うアテに…。ウンマ〜い♪
茄子・ピ−マン・エリンギのピリ辛煮。七味の色が鮮やかですこと。
出雲崎ではノドグロが揚がりはじめたとか。天よりも馬よりも、人肥ゆる秋!? (笑)

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夜長月” に対して2件のコメントがあります。

  1. はいはい、ノドグロの季節ですよ。
    先日は、思いっきりお店がバタバタしていて申し訳ありませんでした。
    しかも、お会いできませんでしたね。
    その代わり、まき子さんには、お会いしました!
    ご自身のブログでたくさん紹介してくださって、ありがたいです。
    今度は、おやぢさんのお店にお邪魔します。

  2. おやぢ より:

    >いしいさかなやさん
    先日はホントにおたいへんでした。あらためてお悔やみ申しあげます。
    さて、初物のタラも揚ったようですね。身よりも肝・白子と頭が大好物ですから、
    煮付けや鱈汁を思い浮かべただけで涎が出てきます。(^^;
    お時間のあるときにどうぞお立ち寄りください。お待ちしてますよ〜♪

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