ビミョ〜

たまには前置きなしで。:-)
“純米生酛”がやたら品薄の“大七”ですが、「昔の大七の味ではない」という声もないわけではありません。かくいうおやぢめも味の軽さ、薄さが気になり、「選ぶなら、値段が同じこれを」とこの“自然酒生?”をすすめていましたが、今年5月の酒税改正以降、上級酒だった“純米生酛CLASSIC”をわずかとはいえ上回る価格に改定されてしまったことは、実に残念。
「有機栽培の原料米を使いながら、通常品と同じ値付けがされていたことがおかしい」といわれれば、それまでなんですけどねぇ。
daishichi_sk.jpg大七 自然酒生? (06.09詰)
冷やで。開けたてにもかかわらず、生?特有の風味と程良いうまみが…。うれしい裏切り。これは苛め甲斐がありますな。:-)
今季最長2分30秒で飛び切り燗(55℃近辺)を超させると、さらに生?の心地良い香りが…。味のほうは締まりとキレが出てきます。
「14%(アルコール分)だったんだ!?」
ラベルをしげしげと眺めるまで気づきませんでしたよ。
価格的に拮抗する“純米生?CLASSIC”は、やもすると鈍重な態を見せることがありますが、こちらは滑りも良く、14%台とは思えぬ、しっかりした芯も。うぅむ、どちらをすすめるか、これはこれで悩ましい問題がまた一つ。(苦笑)
アテは、烏賊そうめん。鰹と生?との対決も試してみたかったけど、甘みのある烏賊をすすっている内に、どうでも良くなっちゃいました。ウンマ〜い。
烏賊そうめんになった烏賊のゲソの肝炒め。一味が利いてピリ辛ですぞ。
焼餃子は醤油・酢・コーレーグスのタレで。泡盛の香りがふわ〜っと。
大根・茄子・椎茸の煮物が大鉢にたんまり。野菜の味がストレートに伝わってきます。
スルスルと定量が終わり、「もうちょっと」と腰を浮かしかけたけど…
「いやいや、昨日の今日。ここはこらえて」とかろうじて踏みとどまった夜でした。

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