違い釘抜き -赤-

相変わらず首と肩は絶不調。或る角度というか、姿勢をとると、途端にキャイ〜ン!!
おかげで、すごくおかしな恰好で動き回ることに…。
ただ、酒を呑んでいるときは出ないのよねぇ〜。(汗)
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小笹屋竹鶴 純米原酒 番外編“山田錦” H12BY
台所で豚鍋を発見して、キョロキョロ酒を漁ると…
一月半ほど忘れていたこれがありました。
杯に注ぐと紅茶のような褐色。「あぁ、完熟のうまみだ」
またまた最長記録更新の2分40秒。しっかり煮ますぞ。
飛び切り燗(55℃近辺)を超え、湯気が出ている徳利を運んで「いただきま〜す♪」
うぅむ、まさに練れ味ですな。やわらかなうまみと、歳月を経てなお揺るぎない強さが渾然一体。冷やでさえ開けたての苦も消え、熟れに熟れた“番外編”が、じわ〜っと体に染み渡っていきまする。
もう言葉は無用の長物。ひたすら呑むべし!!

豚鍋の豆腐をハフハフと。緑の葉物…「おぉ!?」めずらしや、芹ではありませんか。
この風味、たまりません!! 長葱・エノキにシラタキ。箸が止まりませ〜ん♪
甘辛く煮た秋刀魚も。脂の乗った皮がウンマい。面倒だから骨まで食べちゃえ。
大根菜とシメジの煮物もムシャムシャ。
さすがはうまみたっぷりの“番外編”。定量でピタッと杯を置ける満足感ですな。
そろそろ“黄”の14BYも飲み頃かも。なお、遺憾ながら“青(緑)”は15BYダス。X-)
ちなみに、“違い釘抜き”とは、小笹屋竹鶴のラベルでお馴染みの竹鶴家の家紋。
この純米原酒シリーズでは赤・青・黄に塗られている、あれのことです。

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違い釘抜き -赤-” に対して2件のコメントがあります。

  1. tenor より:

    昨晩、黄色い小笹屋の14BYを開けました。
    土曜に開けた緑の15BYでも1年の熟成の違いに喜びましたが、
    この黄色の14も恐るべし味わいでした。
    この頃は原酒はキツイから薄めちゃえなんて思っていましたが、
    しっかり練れると原酒でもスルスルいってしまいました。
    実際、3合までキモチよく頂くことになりました。
    おやぢ様の「小笹屋は寝かしてナンボ」・・・身に染みました。
    今月はご注文をまとめます♪宜しくお願いいたします。

  2. おやぢ より:

    >tenorさん
    別館 http://kanzake.vox.com/ に連載した「間違いだらけの酒常識」で石川杜氏が
    述べられているとおり、「原酒だから飲み難い」というものではないですね。
    ちゃんと造られたまっとうな酒なら、しかもきちんと熟成させたら…
    それはもう、あべこべに原酒でしか味わえないうまみを持ち合わせています。
    竹鶴の他、秋鹿・悦凱陣など、原酒にも力を注いでくれる蔵元の存在は
    実にありがたいことだと思いますね。
    わぉ、いつもありがとうございます。どうぞよしなに。:-)

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