11月に酌む“+11”

「今年は秋火入れがなくて…」と聞かされたときには、「え〜っ!?」だったけど…
“+13"といい、こう次から次へと驚かされては、こちらの心臓がもちませぬ。
ご当主、もしくは杜氏、もうびっくり箱はありませんよね?
dobu_5_01.jpg生酛のどぶ H17BY仕込20号(+11)
前夜もキムチ鍋と合わせて、これ+“17BY生原酒”と“どぶどぶ”になったばかりだというのに、またもや体が欲しています。
開けたてにもかかわらず、残りもう一回分。
カミさんに飲まれたか…。orz
今宵も2分40秒でアチチ燗に。お燗の時間が延びるってことは、それだけ寒くなっているってことでして…。霰が降ったものねぇ。
もうちょっと熟させたい感もありますが、うまみとキレ、両方欲張った“どぶ”かと。
“仕込13号(+9)”ではうまみが多すぎるけど、“仕込19号(+13)”では素っ気なさ過ぎる。
そうお嘆きのあなたに!!
個人的には19号の小股が切れ上がるような風情に引かれますけど、13号の豊満さも捨て難いし、もちろん20号の物分かりの良さもなかなか。
つまりは、うまけりゃ、何でも良いんです!! (笑)
アテは、鰹のタタキ。「合わない!!」といった舌も乾かぬ内から、これですよ。(苦笑)
合わせにくいアテほど、頼りになるのが“どぶ”の存在。生姜+醤油+“老梅”酢で。
大鍋にたっぷりのおでん。大根・昆布・こんにゃく・玉子・里芋・さつま揚げにフランクフルト。素朴だけど、ホッとする味わい。ありがたいですよね。
牛蒡の酢の物や漬け物を箸休めに、定量の“どぶ”、お終〜い♪
そういえば、16号もあるんでしたっけ!? 小鳩のハートが…。
この台詞、某氏に「鳩が気を悪くする!!」と突っ込まれたことが…。(>_<)


dobu_5ranger_01.jpg

こちらはちょっと悪戯して…
秘密戦隊ゴレンジャー・ヴァージョン。
“生酛戦隊ゴドブリン”。オチない…。(T^T)

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11月に酌む“+11”” に対して2件のコメントがあります。

  1. HN より:

    16号って生酒ですよね?
    秋鹿とここは生も美味いですが、燗すると生臭がしますよね?
    でも加西の活性にごりが燗でも美味かったので大丈夫か?
    +12だし。

  2. おやぢ より:

    >HNさん
    生でしたっけ? 確認忘れてます。(>_<)
    生臭、どこのでも出るには出ます。が、他の味にマスクされて分からない、
    というか、気にならないレベルにまで落ち着くかどうか、かと。
    以前はあれの所為で“アンチ生酒”でしたが、今はよほど許容範囲が広がったようで…。(笑)
    でも、「酒は、火を入れて、はじめて完成する」という考えに変わりはありませんけどね。:-)

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