再々燗冷まし

薄っ辛いだけのアル添酒に苛まされた体を中和しようと、その前日に飲み残した“日置桜 山笑ふ”に残酒を数種類ブレンドして再度の燗をつけながらも、もはや手遅れで一合余り残して沈没と相成った前夜。その燗冷ましを再々燗♪
1shuan061114.jpg飛び切り燗(55℃近辺)から冷ましたのですが、ベースとなった“山笑ふ”がよほど強いのでしょう。まだまだしっかりとうまみが…。
アテは、刺身の落とし。乾き物より安い!! (笑)
真鯛や鮃、稚鰤、鮪の赤身に混じり、イワシクジラと思しき部位が…。魚よりも獣肉に近い風味。薬味は山葵より生姜のほうが合いそう。
豆腐・長葱・白菜・椎茸のキムチ鍋。急に冬めいてきて、とうとう暖房が入った我が家なれど、燗酒同様、体の中から温めるのが最良。野菜の甘みがうれしい。
残りものの酒がスッと空いて、当然、お代わり〜♪
生?のどぶ H17BY仕込20号(+11)+生?のどぶ H17BY(+9)生原酒
まともやブレンドで定量を確保。こちらは湯気が立つほどのアチチ燗に…。
口にすると「はぁ〜」と声が漏れるほど。つよ〜い助っ人を得て、仕切り直し♪
刺身、鍋にほうれん草と“かきのもと”のおひたしを追加。
「崩れた田圃を均したのは良いけど、表層の良い土が所々に偏って、良く実るところとダメなところとですごい差ができちゃったんだって」と山古志で俄農民を体験した一番娘の話を聞きながら、窓の外では木枯らしの吹く夜でした。

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