こんな余禄でもなければ…

久々の…
■呑録(旧暦3/21)
旧暦でも春分を過ぎたこの日、巷ではゴールデンウイークがスタート。
10連休どころか休みもままならない身の上では、うまい酒で自分を労うのが関の山。
ということで、飛びっきりを用意。
そう、"発掘酒-其之壱-"の後、二ヶ月半ほど開栓常温放置されていた、あの酒だ。
『小笹屋竹鶴 宿根雄町 無濾過純米原酒 H11BY』澱入り。:-)
冷やで。開けたてとは打って変わって、はなっからまぁるい。うまぁ〜。脂下がっちゃうよ。
当然、徳利から湯気が立ちのぼる温度に、燗!!
ふ〜ふ〜しながら、口に。うひょ〜、これが雄町ぃ!? 山田錦かと思いたくなるような甘みがあるじゃない。でも、山田錦ほどもたつかない。これが完熟雄町かぁ。
50℃以下に冷めると、あぁ〜、もぉ〜、とろとろ。脂下がりっ放しで悶えてしまいそう。(^^;
セリのゴマ和え。セリの鮮烈な香りとシャキシャキした歯触り、ゴマのねっとりしたうまみが良いよ。『富士酢のすのもの酢』に土佐醤油を足した即席のタレで食べる鰹のたたき。出来合いのものだが、今日はなんでも許しちゃう。カキフライ。衣が多少パサついているから、松田のマヨネーズ(風)で食べちゃえ。庭に生えた筍をさっと湯がいて皮を剥いたら、子どものチンチンみたいな大きさになったけど、いいさ、シャクシャクだもん。
庭に自生する肴たち。茗荷も芽吹いてきたが、次の狙いは独活の酢味噌和えだぞ。:-)


もし玉さんが読んでくれていたら、酢締めの魚を作ったときに、ぜひ酢味噌和え、もしくは酢味噌かけを試してたもれ。
■酢味噌のレシピ(一例)

  • みそ …大さじ3
  • 純米酒…大さじ1(煮切りならなお良し)
  • 純米酢…大さじ3(当然、まっとうな酢造りをしている蔵の米酢)
  • だし汁…大さじ2(なくても良いよ)
    参考にしたレシピでは、純米酒に代えてみりん…大さじ1を、また、砂糖…大さじ1も加えていましたが、酒の肴ですし、おやぢ好みで甘くない酢味噌の作り方をご紹介しました。
    その辺りはお好みで加減してください。

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  • こんな余禄でもなければ…” に対して4件のコメントがあります。

    1. 狼亭 より:

      この酢味噌レシピは相当に甘くないですなあ。
      弊亭では最近味噌にちょこっと凝ってまして、「マルサ坂本商店」@東京葛飾四つ木の「仙台」2に対し同店「名古屋」1の割合で酢味噌にしております。
      赤黒い色で見てくれは今一ですが、個人的に気に入っております。

    2. Masamune より:

      そりゃもう、酢味噌ですから。(^^;
      飲み屋さんでも甘ったるいぬたを出されると、星一徹したくなるおやぢ。大概が酢をもらうことになります。
      甘さが欲しくても、みりんとダシのうまみだけで十分。
      レシピを探すと、色合い重視で白みそに卵黄を加えるところまでありますものね。
      このレシピは、ハードボイルドな呑兵衛仕様ってことで。;-)

    3. 狼亭 より:

      おやぢ殿の「酢味噌レシピ」昨晩試してみましたが、女子供には不評でした(笑)。

    4. Masamune より:

      そりゃあ、ハードボイルドですから。:-)
      老梅酢が届いたし、山好きからの独活のお裾分けがあったら、酢味噌和えを作ろうかと思っています。
      砂糖は… その時の気分で。(^^;

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