二十四節気の酒?
■呑録(旧暦4/29)
日中は暑い日もあるが、朝晩はまだまだ涼しい。拙ブログ、"小満の宵"の酒を2週間ぶりに…。折しもこの日は「芒種」。どうやらこの酒、二十四節気に縁があるようだ。となると、次に飲むのは「夏至」か。(^^;
『鯉川 純米吟醸 亀治好日 H15BY』
先回は開けたてということもあって硬さが残っていたが、あれから常温で2週間。「わぁお、うまい〜っ!!」。芯の強さと後ギレに加え、ふくよかな味が開いてきた。
ぽっちゃり色白庄内美人、ただし、かかあ天下。:-)
熱燗(50℃近辺)超から冷ませば、きりりと締まった強さとふくらみかけたうまみに捌けの良さが、アカペラでハモってくれるかのようだ。
前夜の酒がやや後を引きずるタイプだったから、後味の締まりがより際立つ。これで3,000円(1800ml・税抜き)は、他の「亀の尾」の酒と比べても十分すぎてお釣りがくるほど。
肴は、サラダ風鰹のたたき(出来合い)。といっても、レタスをしいてすのもの酢+土佐醤油をかけ回しただけ。(^^; この鰹を生姜醤油で。レタスは箸休めに。車麩とシメジの入った炒り卵。蕨の酢の物。蕗の煮染め。残り物の鶏ガーリックソテーが少々。合わせ酢が少なめだったから老梅酢を足した蕨の酢の物がうまい。
おかげで「某所でやるぞ」といわれていた飲み会をすっぽかしてしまった夜だった。
某蔵の一合1,000円の亀の尾よりずっと良い。太鼓判。(^^;
【芒種】ぼうしゅ
…二十四節気の一つ。
稲の穂先のように芒(とげのようなもの)のある穀物の種まきをする頃という意味だが、
現在の種まきは大分早まっている。西日本では梅雨に入る頃。