焼酎に叱られるか

■呑録(旧暦4/30)
誰もいないし、遅くなってから作るのも面倒だからと、外で済ませることに。
ド田舎だから、この時間になると、歩いていける範囲に食い物屋がない(寿司屋と嫌いな店は除く)。居酒屋で良いかと相成り、行けば、当然、飲む。
納豆をはさんだジャンボ油揚げ、空豆の塩茹で、十全茄子の塩漬けを頼み、取りあえずビールで喉を潤す。
ってほど、汗もかいてない。それどころか、日が暮れると寒いくらいの陽気。
どうせ持てないほどの燗にするから、ビールがジョッキの半分を切ったところで燗酒を注文。
刺身メニューの岩牡蛎を殻のまま焼いてくれるというので頼んだら、「おいおい日本語分かるのか?これ、レアどころか、まるっきり生だぞ」。orz
今日のビッグニュース風にいえば、「Oyadi transit Kanzake」。
ところが… カミさん曰く、「米焼酎のお湯割りみたい」。実際、酒の味が添加アルコールの味にマスクされ、ツンツンと刺激的な香味しかしないのだから、焼酎の…は言い得て妙なのかもしれない。飲み込むと胸が痛くなる。orz 2
「つくねとピザ頼んじゃったんだろ?」「そうだよねぇ」
まだこんな酒を自慢気に置くのか。食べるだけ食べて、さっさと店を出たら、冷たい夜風が腕に鳥肌を立ててくれた夜だった。


これでもデフォルトの燗酒を嫌って、別に燗をしてもらったのだが…。結構、有名な蔵(というより現社長の方が知られているかな)の普通酒。

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焼酎に叱られるか” に対して7件のコメントがあります。

  1. 三平 より:

    米焼酎のお湯割り・・・
    う〜ん、鋭く、かつ辛辣な意見ですな〜
    しかし、酒と料理が両方とも良い店は少ないですねぇ、どこも。

  2. とりしや より:

    師匠っ。すんません。身につまされます。 本日睡龍生もと純米届きました。さっそく開栓。まだまだ若すぎるけど、旨〜い。
    うちの酒はまず日本国内でも引けはとらない思いますが、料理はねえ〜。せいぜい頑張ります。

  3. nizake より:

    米焼酎の湯割のほうがましと思われる。

  4. 三平 より:

    とりしやさんほど高いレベルのお酒を扱ってらっしゃるお店は、そうはありやせんや、日本でも。
    でも、グルグル生もとは、まだまだ若いですね。
    料理に関しては・・・あたしは食べたことないや。
    次回、帰国される時は、狼亭さんと一緒に差し入れしておくんなまし。

  5. Masamune より:

    >三平さん
    nizakeさんが書かれたように、よく練れた米焼酎の方がうまいと思います、実際。
    酒と料理、両方揃った店が近くにないと、外飲みはどんどん疎かになっちゃいますね。
    料理に目をつぶってもウチで飲んだ方がなんぼかマシ。

  6. Masamune より:

    >とりしやさん
    お心遣い、ありがとうございました。チーズ宴会しなくちゃ。(^^;
    料理も酒も、とどのつまり「愛」。:-)
    食べ手と飲み手の「おいしい」顔が見たい。それだけで良いように思えます。

  7. Masamune より:

    >nizakeさん
    御意。何を考えているのか分からないです。

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