Birthday燗酒
■呑録(旧暦6/13)
知人にお茶代わりのSamuel AdamsのBoston Lagerを注いでいたら、もう一人が…。
たまたま誕生日が一日違いという二人のために、即席なれど前夜祭をすることになり、選んだ酒がこれ。
『鯉川 純米吟醸 美山錦 16BY』
冷やでひと舐め。あぁ〜、まだまだ硬い。後ハネも。今から飲むなんて、青い蕾を手折るようなものだが、フレッシュな酸を楽しめるのも今の内だけ。また葛藤の芽が…。orz
ぬる燗好きな知人には42〜43℃に、自分用には47〜48℃に、燗どうこで燗をつける。
飲み始めの温度では後戻りしてしまうが、捌けの良さと後のキレはさすが。
少し下がったところでふくらみを見せるものの、ぬる燗を過ぎるとまた蕾を閉ざし、辛さが出てくる。燗温度にはデリケートな酒だ。
〆鯖と青柳の刺身、茹で烏賊のマリネ、ホッケの焼き物、豆腐・ニラ・豚肉の麻婆風、筍・ししとうの中華風炒め物、ポテトサラダ、スモークチーズ、鳴門の若布の手千切り、差入れの胡瓜辛子漬。
魚屋が営む総菜屋の出来合いを並べただけだが、話が出てから15分で始まる即断即決宴会。こういう見切りもありかと。
ビール党にはシメイのホワイトラベルを追加し、こちらはひたすら燗酒を。
気がつけば、一升瓶は残り一合。滑りが良いとこれだから困る。って、それは逆恨みというものか。(^^;
そんなことで逆恨みされても・・・
あはははは。逆恨みしても飲むのはやめられない。
身に染みついた呑兵衛の性(さが)には抗えないことへの言い訳ですな。
美山錦16BY、私好みです。
開栓して空寸2合分つくって、2週間位常温放置してたんですが
冷やでも十分美味しかったです。
鯉川の酒としては、硬めだと思いません?>りょうさん
残1合は排熱のこもる室内で苛められていますよ。しばらくこのまま。:-)
つまんない話で恐縮!最近利き酒に来た方に
「羽根田さんとおたく、入れ替わったような
感じ。硬いのはどちらもだけど・・・」と言われ、
喜んでよいのやら、悲しむべきなのやら・・・
小生は今でも羽根田先輩の酒は、好きですが
「昔はこうだった」と決めつけられるのは、NO!
蔵元だって、日々進歩しようともがいているんです!
そうかなぁ、硬くなったとはいえ、やはり鯉川は鯉川だし、羽前白梅は羽前白梅。互いに持ち味は別物かと。また、そうじゃなきゃつまんないし…。
Tankさんが仰るように、十年一日の中にも日々革新があるのであって、そのエネルギーこそが伝統を形作っていくのだろうと思います。
17BYも良い年でありますように。
ひゃ〜!話を振られているのに気づきませんでした。スミマセン m(__)m > Masamuneさん
私も良い意味で硬めになったと思います。自宅管理が楽になりました。(^^)
美味しい進歩を何卒よろしくお願いいたします。> Tankさま
いや〜あの・・その・・
言い過ぎました。反省。
>りょうさん
お気になさらずに。
常温で苛め甲斐のある酒、楽な上においしく熟成してくれて、二度うれしい酒ですよね。
鉄人にごり、今、味が波乗り状態。メチャうまいですよ。:-)
>Tankさん
言い過ぎって、どの辺が? まだ足りないでしょ!? 😉
最近、弱気ですかね・・
(暑さのせいかな。)
酒は強気ですけど・・
良いんじゃないですか、酒は口ほどに…って。(^^;
うまいっ!
蔵元は、自らの酒に語らせることができますからねぇ。
酒屋は何に語らせるか…。
さて、狼亭さんは、今晩、亀の尾の酒にありつける? 🙂