泣き一回
未練がましく、もう一日延長してみたものの…。
『扶桑鶴 純米吟醸 山田錦 H16BY』(製品版)
裏ラベルの表示にダメを押された。紛れもなく16BYだ。(@_@)
常温放置され、どんどん味が出てくるのだが、扶桑鶴らしい締まりに欠ける。これ見よがしの味が雑味にさえ思えてしまうのだ。米を溶かしすぎたのだろうか。扶桑鶴らしからぬ不自然さが残ってしまう。
純米吟醸を名乗る以上、それなりの品の良さが欲しいところだが…。
製法と値付けから厳しい評となったが、もっとひどい酒は掃いて捨てるほどある。
きき酒モードはもうお終い。熱燗(50℃近辺)から冷まして、いつもの呑兵衛モードに。:-)
毎日食べても飽きないえごねりをこの日は薬味なしに生醤油で。子どもの頃は「どこがうまいのか」と思っていたのに、燗酒を飲むようになってからは大の好物になった。最近はずいぶん高くなって、気軽に手を出せなくなってしまったのがイタい。
こちらでは辛子味噌で食べることが多いと見え、必ず袋詰めのそれが添付されている。が、佐渡で食べた薬味葱+醤油が忘れられずに、これがウチのデフォルト。えごねりも佐渡のものならもっと良いのだが、これがまた高い。某海運業者のバカッ高い運賃のせいだと密かに思っているのはおやぢだけだろうか。
豚ハツの炒め物。残り物の秋刀魚の煮付け。南瓜の素揚げに煮物。茄子と獅子唐の味噌炒め。茹でブロッコリー。
パクパク食べていたら、定量が終わってしまった。
旧盆目前。しばらくきき酒モードは休むことに。これにて打止めの夜だった。