秋半ば

明後日は中秋の名月(旧暦8月15日)だから、そろそろ日々飲む酒の話に戻しておかないと、『月見酒』を逃すことになりかねない。:-)
『羽前白梅 純米 尾浦城』
冷やでも豊かな酸を感じさせる定番純米酒。これはたぶん15BY。
熱燗(50℃近辺)から冷まそうと思ったのに、その下で留まってしまったため、やや締まりに欠け、酸の浮きが残ったが、定番酒としての実力は申し分のないところ。
豚生姜焼も難なくこなす。しっかりとした酸が舌にまとわりつく油を洗い流してくれるからだ。
里芋・人参・蒟蒻・舞茸・車麩の煮物。これじゃ精進料理だが、野菜の素朴な味も良いものだ。出汁と野菜の旨みが出た煮汁たっぷりの車麩がしみじみうまい。
冷やしトマト。そろそろ地物は終わりだろう。
広島菜の本漬で口を直しながら、杯を口に運ぶ。
定量をきっちり飲んでこの日はほぼ納得の〆。
前日の『清酒竹鶴 雄町純米 H14BY』や『鷹勇 純米吟醸 強力の郷 H12BY』までは酒に押し切られた感があったが、やっと夏の疲れが抜けてきたのかもしれない。

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秋半ば” に対して2件のコメントがあります。

  1. nizake より:

    夏の疲れがとれたころに…稲刈りが待ってます。
    燗酒楽園で消えた前回の定休日、19日月曜の定休日はその稲刈りで消えます。
    だれか、まとめて返してくれ!!

  2. Masamune より:

    >nizakeさん
    こちらはコシヒカリの刈り残りだけになってしまいました。
    来週はちょっと遅めの夏休みをとるため、変則日程。
    定休日が消滅しちゃいました。orz

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