長月の定番酒 -其之四-
四の五の言わなくても良い酒って、ホントありがたいですな。
『鷹勇 純米 勇翔 火入原酒 H16BY』
「あれは木香でしょうか?」というご指摘をいただいたけど、そんなこと気にもせず、さっさと熱燗(50℃近辺)に。(^^;
以前は原酒特有の鈍重さを嫌うこともあったが、今はこの重厚感がたまらない。もちろん、原酒なら何でも良いという訳ではない。飲める原酒、それを欲する体調、その両方が揃わなければ画に描いた餅なのだが、この酒、この値段でこの味、しかもきちんと切れる。たまりませんな。
蛸刺しとぶつ切りの胡瓜が盛り合わせてあった。「?」。三杯酢、うぅむ、よろしくない。
素直に山葵醤油で。うむ、こっちですな。胡瓜がかっぱを食べているかのよう。
蛸のモチモチ感と胡瓜の香り。蛸、酒、胡瓜。胡瓜、酒、蛸。やめられない、とまらない、たっかいさみ〜♪
先ほどの三杯酢は若布と胡瓜に回し、即席の酢の物に。磯の香がプ〜ンと立つ。
快調、快調。あっという間に終わった定量だけど、飲み応えは十分。
ポンポン、お腹を二つ叩いて締めた夜だった。:-)
はて、あと何を食べたんだっけ…。
寝て、目が覚めると、前夜の記憶さえ覚束ない。脳の酒粕化、ますます進行中。orz
肴が乏しかったので、乾麺の蕎麦まで食べたことだけは憶えているんだけど…。
乾麺の蕎麦まさかそのまま?
そ、ボリボリと…。歯応えが強烈でした。
って、まさか…。:-)