マッ○ーの酒
まき子さんのおかげでまんまとせしめた酒を、まだ一週間の放置ながら持って帰った。
# OSのヴァージョンを上げたついでに、デスクトップもちと秋らしく、これ↓に。
『銘柄非公開』(04.12詰)
といったところでバレバレだが…。(苦笑)
まずは冷やで含む。「あれ!? この含み香は…」、裏ラベルを見ると原料米は一本〆。「あぁ、あの酒にあった匂いだ」と、某純米を思い出す。わずかにアルコールのハネを感じつつ、後半はかなり強い甘が支配し、それが後々まで残る。うぅむ、やはり残糖の甘か。
ちと気の毒かと思いながらも熱燗(50℃近辺)に。冷やで感じたハネはなくなったが、甘が強調されてきた。旨味がありながらキレる酒なら良いのだが、この手の甘は重いだけでキレない。それゆえ、いつまでも後を引く。
冷めてくると、さらにその傾向が強まり、ぬる燗(40℃近辺)辺りでは砂糖の甘さそのものになってしまう。
もっともと(酒母)をしっかり造り、それに耐える強い酵母を育て、完全に発酵させきれば、最後までもたつく鈍重さはなくなると思うのだが…。
酵母の選択といい、最近、この手の酒が多いのよねぇ。
大根・蒟蒻・(なぜかウチのには入っている)里芋・ツミレ・薩摩揚げ・がんもどき・玉子のおでんは、まだしも、(イヤな脂がなかったから、たぶん)地のイナダには…。冷めてくると、いくら山葵で味を締めても甘いジュースを飲みながら刺身を食べているような気分になってしまう。
豚肉の脂も持て余すし、食中酒には難がありすぎ。
ただ、プンケバと違って香りは穏やかだから、冷やして食後に酒だけを楽しむには良いのかも知れない。
Desktop Picture同様、黄昏なコメントで、重ね重ね申し訳ありませぬ。_(._.)_ >まき子さん
いえいえ、こちらこそお勉強させていただきました!
「もと」を、きちんと作ることって本当に大切なんですね。
今まで、甘さだけが変に浮いていたお酒も飲んでみたことがあって「うわ〜」と思ったことがあったのですが
それも、酵母が喰いきれなかった糖の甘みが原因だったお酒なのかぁ。
(一概には言えないと思いますが)
でも、そんな事に気付かないとは、まだまだ未熟者です。
>まき子さん
批判的な書き方をしましたが、飲むときは頭で飲む訳じゃありませんし、ましてきき酒の延長でもありませんから、ご自身がおいしく感じて、楽しく飲めれば良いと思います。
それがまっとうな酒なら、もっとおいしく、もっと楽しくなるでしょうが、決してアタリばかりではないことは世の常ですし…。
何より、新潟も淡麗薄酒じゃないことを知らしめていただいてありがとうございました。:-)
お花の酵母のお酒?
>nizakeさん
香りからすると、AB(アベリア)・ND(ナデシコ)・NI(日々草)などではなさそう。
『もやしもん』読んでいるから、変なところに詳しくなって…。(笑)
他に、ベコニア・カトレア・カーネーションもあるんだって。(@_@)
諏訪さんのは、NDの他、タンポポ・バラでしたっけ?
某純米は10号だったはずだから、ひょっとしたら…。