それもまた難儀ですなぁ

二十四節気ではないのですが、なんとなくこれを…。
『生もとのどぶ H16BY 春秋火入れブレンド』
yoritsuki.jpg春火入れ1:秋火入れ2 ほどのブレンド比率。決して狙ったものではありませぬ。
たまたま春火入れがそれしかなかっただけのこと。
しとやかながらかなり味が出てきた秋火入れを冷やで飲みながら、飛び切り燗(55℃近辺)ができあがるのを待つ。
「はぁ〜」、相変わらずほっとする味わい。
「これしか飲めなくなった」とは造ったご本人の談だが、あまりに蔵内消費が多く、売り物がなくなることを恐れた蔵元から「もう飲むな」令が出たらしい。:-)
春火入れの味の厚さが下支えする酒がするすると喉を過ぎ、胃からフワ〜ッと身体を駆けめぐっていくかのようだ。
イナダの刺身。まぁ、余計な脂がないから良しとしよう。
ポークソテー。どぶで口を洗いながら食べると、いくらでも入ってしまう。
あらら、野菜はトマトだけ?天気が悪かったからなぁ。
でも、いつ飲んでもごはんのように何にでも馴染む酒であることを感じさせてくれるから、不思議。
それをまだ飲めるのも、杜氏さんや蔵人さんたちがおあずけに耐えてくれたから。
そのことにありがたく感謝しよう。
そろそろ始まるであろう今年度の仕込み作業は、昨年度以上に意気込みが違うはず。:-)
何せ早く旨い酒を造らなければ、自分たちの飲む分がないのだから。
実は、それが何よりの原動力だったりして…。(笑)

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それもまた難儀ですなぁ” に対して2件のコメントがあります。

  1. nizake より:

    原動力、きっとそうだ。

  2. Masamune より:

    >nizakeさん
    人参をぶら下げられたら、頑張らざるをえない?(笑)

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