肩慣らし
遠く大阪から、それも夜明け前からローカル線の電車を乗り継いで、macjiroさんがわざわざ鄙へ立ち寄ってくださった。
まずはお茶でも…。
お茶も良いけど、やはり長旅の疲れを癒すには燗酒の力を借りるか、と“羽前白梅 純米酒(美山錦50%)"を湯燗徳利に。
アテは、K兄家特製ワラビの醤油漬け。
次いで純銀の一口カップで“悦凱陣 山廃純米赤磐雄町 無濾過生原酒"の常温放置ものを湯煎。
ところが、さすが錫の6倍の熱伝導率。酒よりもカップが熱くて持てませぬ。柄か取っ手がなければ…。
もう間もなくの薄酒・炭酒の本丸攻め。おつきあいしたいのは山々なれど、おやぢは荷馬車の手綱を取るため、今しばらくおあずけなのだ。orz
「おぉ、もうこんな時間か!?」
手土産と称して持ち込みを狙う弾薬を仕込まなければ…。
macjiroさん持参の最終兵器はあまりにも強力なため、我が保管庫にての留め置き決定。
「要は独り占めしたかっただけでしょ?」「そ、それは…」と口の端がヒクヒク。(^^;
【つづく】