普及効果?

昨日、4月23日(木)は『地ビール』の日でした。
iCalを見て、「ほほぉ〜、これは」と思っていたものの夜になったらすっかり忘れてしまい、変人御用達、“新潟ビール” を置き去りに…。(汗)

それはさておき、謂われを調べたら、1516年にドイツでビ-ル純粋令が施行された日に因んで…ということなれど、不況も後押ししてか、国内のビール消費は第三のビールと呼ばれるカテゴリーが絶好調なのは歯痒いばかりですな。
もっとも、安価なものばかりを追い求め、どんどん真味から離れてしまったのは何もビールに限ったことではありませぬ。みりん・酢・醤油・味噌などの醗酵調味料はビール以上に悲惨な有様。
他のEU諸国との兼ね合いから国内限定になったとはいえ、500年も前の法を頑なに守っているゲルマン民族の矜持を見習ってはいかが?

この酒な〜に (笑)

この酒な〜に (笑)


麦の酒を頭から追いやり、お決まりの燗酒に走らせたのは偏にこれを見つけてしまったから。
冷やでも「へぇ〜、こんなになるの!?」をキッチリ煮れば…
「ほほぉ〜、ずいぶんポッチャリするのね」
ただし、出自由来の “らしさ” をあまり感じられなくなったのは誠に残念であり、どの酒も見境なく常温に置けばいいというものではないことの証でもありまする。
さぁ、杯の中身は…何でしょ!?!? (笑)

【ヒント】
某お蔵のガチガチ酒。四合瓶での開栓常温放置から今年で三年でしょうか。
この年から原料米が雄町に替わりました。←ヒント追加♪

それはそうと、先日、何気なしにWikipediaを見たら…
『燗酒』の項目に目が点の表記が!?
あちこちで使われて認知が進んだにしろ、執筆者はかなりこちら寄りな人に違いないっ!! (爆)

→ Wikipedia>日本酒の燗における温度表現【注目♪】

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普及効果?” に対して8件のコメントがあります。

  1. hirorin より:

    注目ページ、読みました。
    私は最後のところで「ほぉぉ~」と感心しました。

    相変わらず、日本酒好きっていう人と話をしていても
    冷や=冷酒っていう人がいっぱいいるんですよね。
    私はブログのおかげで良い燗酒に出会えて幸せだな~

    そういえば先日初参加した日本酒の会で
    「四合瓶(しごうびん)」と言ったら、それだけで一目おかれました・・

  2. Cafebabe より:

    うーん,こんなに素晴らしい&偏っているエントリがあったとは思いませんでした(笑)「日本酒」の項目も,昔とかなり変わって来ている気がするんですけど?「温度の表現」の下あたりとか.

  3. おやぢ より:

    To hirorinさん
    未だに「いい酒は冷して飲むもの」という誤解が罷り通っていますけれどね。
    それに飲むに堪えない燗酒も同様にまだまだ多いですから。
    より多くの人々がまっとうな酒に出会ってくれますよう、ひたすら祈るのみでありまする。

    今は「よんごうびん」と読まれちゃうのでしょうか?

  4. おやぢ より:

    To Cafebabeさん
    でしょ!?
    「日本酒」も含めてかなり充実してきていると思います。
    まだツッコミどころは満載であるにしろ♪ (笑)

  5. まき子 より:

    ここで「煮酒」という言葉が使われているとは!
    いいですね~(笑)。

  6. おやぢ より:

    To まき子さん
    某所で本来は煮切り酒に用いる酒を便宜的に煮酒と呼んだものと混同されたこともありましたが、
    ようやく市民権を得ましたかねぇ〜。(笑)

  7. たっぱ より:

    これだけ色がついていると、竹鶴でしょうか??

    この蔵のお酒は不思議です。番外編の山田はあそこまで
    熟すのに、同じ小笹屋の雄町はいつまでたっても…。
    澱まで出てるのに、なんでこんなに…。

    でも、清酒の方はどれも、時期が来ればそれなりになるようにも
    感じてますけど(苦笑)。ぽっちゃりして、甘が出てくるのを
    かわいい、って思うようにしています。

  8. おやぢ より:

    To たっぱさん
    おぉ〜、スルドい〜。いいとこ突いてますっ!! ってこの色はそうそうない? (笑)
    酒米としての雄町は豊かな酸が持ち味とはいえ、山田錦ほど甘さを感じさせませんものね。
    それに小笹屋雄町純米原酒は7号酵母ですけれど、番外編は…はて………ど忘れ。(汗)

    それはさておき、これをスルスルと飲むのは…貧乏酒屋にはちと度胸が要りまする。(笑)

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