しどけない話
祖廟を後に西谷を下っていると、何かが足に触れた!?
飛び去った先へ慌てて目を遣ると…
「へぇ〜、バッタ!?」
お賽銭を上げ忘れたから…
「マッタ!!」
がかかったのかも。(笑)
たっぷり二時間以上かけて山内を巡り、門前町へ戻りまする。
「白檀のお香がないかしら」
カミさんに問われて仏具が並ぶ店で、きき酒ならぬ聞き香を。
といっても本格的なものではありませぬ。(汗)
華やかな沈香もいいけれど、初志貫徹で白檀を選び、レジ脇のガラスケースを見やると、ご覧の香炉が!?
桐箱付きですからかなり高価なものだと思われまする。
「買えないけど、写真を撮らせてもらってもいいですか?」
「よろしければ、お出ししましょう」
と気前良く傍らのテーブルに出してくれたおばちゃんに感謝♪
草臥れるわ、喉は渇くわ、なれども昼ビールをグッと堪え、聖地に別れを告げるのでした。
【夏遠足理科編・美術編お終い】-完-
しどけないって一つしか意味知らなかったので、「あれ?合ってるかな?」と調べたら、良い意味、悪い意味2つあるんですね。
こう言う所が言葉の持つ面白さなんですね。
香道みたいなのも面白そうだなぁと思います。
寺は故郷みたいなものがない私には代わりとなるような場所です。
暴れん坊だったので5ヶ月ほど預けられた事もありますし(笑)、書道も習ってたので(その割にはあまり字が上手いとはいえませんが)寺は落ち着きます。
最近寂れてきてる様を見て、残念ながらお坊さんの努力不足と日本人の質の低下(勿論信心深いかどうかと言う意味ではありません)みたいなものを感じてしまいます。
To Benさん
まったくの語呂合せとはいえ、一応、調べてから使っておりまする。(笑)
お寺も…結局は人なのでしょう。
宗教の自由が認められていますから他宗派への乗り換えがもっと簡単にできれば…
と思うこともしばしばですけれど、田舎の場合、親戚縁者がうるさくて。(苦笑)
本山を久遠寺のままにするにしろ他のお寺へ移籍する!?
もしくは本山が永平寺か西本願寺になるか、はたまた知恩院という手も。(爆)
あっ、いや「合ってるか」は自分の覚えていた意味がですよ! 笑
久遠寺はまだその役目をそれなりに果たしていると思うのですが、私の先祖のある千葉のお寺は私が小さい時は人であふれていました。
ところが今行くと太鼓の音がなんとテープ・・・本当に悲しくなりました。
お坊様はもっと自ら社会や街にでて行くべきだと思うのです。
でも、本当に修行をされた方が少ないのでしょうかねぇ・・・
寺に閉じ篭ってお経をあげてるだけでは人は救えません。
こう言う時代だからこそ、彼らの存在が必要とされるんだと思うのですが。
To Benさん
あ、なるほど。(笑)
本山へ納める上納金もたいへんだとは思うものの、真面目にやっておられるお坊さんを見るにつけ、
「あんたら、楽しすぎ!!」といいたくなります。
檀家におんぶに抱っこで肥えるばかりじゃ、ありがたい話まで真実味が薄れまする。