惜別と邂逅と

備忘録代わりにお約束の【つづき】をば…。:-)
埼玉某所、こちらへ伺うのは一年ぶりか。まさに“合縁奇縁”というべき交わりがこの日をつくってくれたのだと思うと、「是が非でも繰り合わせねば…」とぎりぎりまで粘った甲斐があって、なんとか目的地に辿り着く。
暴風ともいえる折からの強風により鉄道各線はメタメタ。主賓はじめ、お江戸方面からのメンバーが道中で苦労している中、準備が進む会場で本日のおチャケたちをパチリ。
ukai_0603_1.jpg【前列左から】

  • 旭菊 純米 “大地"
  • 龍勢 特醸7号酵母 備前雄町中汲み H16BY
  • 大七 生もと大吟醸 “極上生一本" 1996
  • 秋鹿 純米大吟醸 嘉村壱號田 2000年醸造
  • 扶桑鶴 純米にごり原酒 H17BY
  • 旭菊 特別純米 “綾花" 瓶囲い
  • 辨天娘 純米生原酒 “槽汲" H17BY(三番娘)
  • 鷹勇 山廃純米原酒50% 7号酵母 H9BY
  • 睡龍 “生もとのどぶ" H16BY春火入れ
    写真にはないものの、主賓のお持たせも♪

  • 辨天娘 純米 H16BY(五番娘)
  • 辨天娘 純米吟醸 H16BY(六番娘)
    まずはふるさとに戻る主賓のお持たせ酒で、( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパ-イ!
    ukai_0603_2.jpg主賓、会場となった妖気漂う酒屋のご店主、『日本一下品な消費者の集まり』U会の会長とご近所さん、数々の伝説の一端、〆小鰭と糠漬けをご披露いただいた狼亭さん以外のみなさまには初お目見え。加えて、図々しくも『お燗番』席に陣取ってしまったため、緊張でブルブル。
    てのは、ウソピョン!! ;-p
    こそっと四合瓶逆さ回しや生酒の泡の湧きも意に介せずなど、結構いい加減なことをしておりました。(笑)
    まだ一年少々、わずかな機会でしかありませんが、『日本一下品な消費者の集まり』どころか『日本一温かな呑兵衛の集まり』のみなさまと過ごす時間は、毎日でもこうしていたいほど、実に愉しく、かつ楽なひとときです。
    後ろ髪を引かれつつお暇した後も、この距離を怨めしく感じておりましたが、もっと遠くから指をくわえておられた方もいらっしゃるゆえ、良しとしなければなりますまい。
    ただ、一つだけ不幸な出来事が…。
    メンバーのお一人が、会場へ向かう道中で怪我をされ、やむなく参加を見送られたのだ。
    わざわざ変人おやぢを訪ねてくださって以来、10カ月ぶりにお目にかかれると思っていただけに、とても残念でありました。
    今さらですが、一日も早いご快癒をお祈りするばかり。どうぞお大事に。
    参加されたみなさま、たいへんお世話になりました。
    またお目にかかれることを切に願っておりまする。_(._.)_


    この日の情景は、ranjinさんはじめ、まき子さんあっきさんちゃこさんのblogで、それぞれ垣間見ることができます。:-)

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  • 惜別と邂逅と” に対して14件のコメントがあります。

    1. あっき より:

      何を飲んだかはじめてちゃんとわかりました(笑
      本当にお世話様でした〜
      また近いうちにお会いできる予感がぁ。。。
      そのときはまたよろしくお願いします〜

    2. masamune より:

      >あっきさん
      三平さんが供出してくださった“大七”故伊藤杜氏のお酒は…
      たぶんもうお目にかかれないでしょうね。それほど稀少なお酒でした。
      お二人にお目にかかれるなら、いつでもOKですよ〜。:-)

    3. ちゃむ より:

      遠くから指をくわえておりました(笑)
      「隠れ処宴会」より遥かにディープで羨ましい限りです。
      何時か混ぜていただきたいものだなぁと思っております。
      それにしても「大七 生もと大吟醸 “極上生一本" 1996」!
      あるところにはあるんですね。

    4. 心の欠片 より:

      幸せすぎて怖かった夜(某酒屋さんにて)

      朝からすごい風が吹きまくっている 本来ならこんな日は一歩も外に出ず過ごす休日だ

    5. ちゃこ より:

      本当に皆さんとお別れしたくなく時間が経つのが恨めしかった・・
      しめ鯖もぬか漬も本当においしくて、ばくばく食べてました(笑)
      大七・・そんなに貴重なお酒だったとわ
      もっともっと味わっていただけばよかった(T_T)
      「おいし〜〜」なんて簡単な言葉しか発せずくぴくぴ飲んでました
      またお会いできる機会を楽しみにしております♪

    6. masamune より:

      >ちゃむさん
      もっと遠い人もいるの。
      それに、戻れなくても後悔しない人ばっかだもの。(笑)
      “大七”はさすがでしたよ。でも、我々にだって“睡龍”という強い味方があるから。
      純吟がそろそろじゃないかと期待しています。:-)

    7. masamune より:

      >ちゃこさん
      ご自身のblogのほうもだけど、×〆鯖→○〆小鰭。:-)
      貴重なお酒には違いないけど、飲んであげてこそのお酒。いつまでも出番がなければ不幸ですよ。
      今回は素敵な面子に飲まれてお酒も喜んでいることかと。
      ちなみに、飲めない酒は社会の迷惑!! (笑)

    8. ちゃこ より:

      ぎゃ〜〜
      お恥ずかしい!
      〆小鰭だ!直してきます(^_^;)

    9. masamune より:

      >ちゃこさん
      どんまい。:-)

    10. 狼亭 より:

      >おやぢさん
      〆鯖→〆小鰭(肌)、訂正ありがとうございます(笑)。
      この冬はほぼ毎週のように鯖を〆ていましたので、旬を過ぎた鯖は仕入れる気が・・・
      仰せのとおり「大七」は見事なものでしたね!
      伊藤杜氏の生もと造りを引き継ぐ「睡龍生もと」の10年後は如何なものでしょかねェ?

    11. masamune より:

      >狼亭さん
      仰るとおり食材も入れ替わるシーズンですものね。
      あの小鰭を知り、鯖のほうもますますご相伴に与りたいものだと。:-)
      昨夜見た今年の“どぶ”から推し量ると、そろそろ方向が定まったかのように感じます。
      どこまでいっても果てがないこととは申せ、「嘘のない」酒造りを続ける限り、いつかあれを凌駕する「加藤流生もと」が日の目を見ることになろうことは想像に難くありませんね。

    12. 懶雑記 より:

      良酒良縁

      郷里に帰る酒友、普段お会いできない皆様、そしていつもの下品な皆様(私含む)、こんなにも素敵な方々と送る一夜というのはそうないことだと思いました。
      良き酒と共に良き御縁が育まれたことを感じる一夜でした。君に幸多かれ。
      まだまだお酒ありました。
      やはり伊藤さんのお酒は直ぐに違いがわかります。
      主賓のお二人。
      下記をご相伴に預かりました(恐らく、違っていたらご指摘お願いします)。
      辨天娘 純米生原酒 槽汲
      辨天娘 純米(五番娘?)
      辨天娘 純米吟醸(六番娘?)
      大七 生もと大吟醸極上生一本 1996BY(1995?)
      秋鹿 純米大吟醸 嘉村壱...

    13. より:

      大七
      飲みたかったですなぁ!

    14. masamune より:

      >玉さん
      うん、玉さんにも飲んで欲しかったですよ。純粋培養に輪がかかったはず。(^^;

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