宿題 -其之参 第1科目-
両親が出かけたので、夕食の準備は自前となりました。
「何にする?」「魚を思いっきり食べたいな」とカートを押しながら鮮魚売場へ。
おぉ〜!? “ふなべた”と秋刀魚”の刺身が半額。即買い!!
鯛のアラが98円。鰯も良いかな。“だらみ(鱈の白子)”も行っちゃいましょ!!
佐渡の薄い“えごねり”も半額。良いね、良いね。他にはトマトピューレも買って、いそいそと帰ってきたら…
「自分でつくってね」と。ソレハナイデショ。orz
「大根の銀杏切りと薬味の葱だけでも頼むよ〜」
“だらみ”は酒をたっぷり入れた湯で下茹でしてから、カンホアの塩を振ってオーブントースターで焼き目をつけて。
大根と鯛のアラは土鍋で煮て潮汁風に。某純米酒をドボドボと入れまする。
シメジと舞茸をソテーして別にし、再びオリーブ油で鰯をソテー。中まで火が通る手前で、別にしておいた茸とトマトピューレを加え、ワインを…の予定が、ありませ〜ん!! またもや某純米酒の出番。X-)
軽く煮込んで簡略版鰯のトマト煮ができた〜♪
さぁて、呑みますぞぉ。おっと、その前に宿題を一つ。:-)
『某純米酒 H17BY 仕込7号』
冷やで。香りはりんごや白ぶどうのようで控えめ。「あれぇ〜、案外、味があるのね」。ガチガチを想定していただけに意外や意外。
熱燗(50℃近辺)を超させてから冷ますと若返ってしまうものの、冷めてくると素直なうまみも…。16BYよりも味乗りが早いようです。これはもちろん、買い!!
いよいよ魚三昧。ふなべたのあっさりしたうまみとお酒が合いますこと。
秋刀魚はやや熟成不足。塩を利かせた“だらみ”もウンマ〜い!! “えごねり”をツルリと。
「あらあら、もうお終い!?」。こう魚がうまくては酒も進むってもの。
『日置桜 古酒ブレンド純米“山笑ふ” 其の一』
あぁ、まだまだですな〜。もっともっと開いておくれ。
鯛の皮がクニュクニュとウンマい。出汁を吸った大根もムシャムシャ。鰯と茸もパクパクと。トマトピューレにもうちょっと酸味があればねぇ。でも、いいのだ!!
頭の中で「さかな、さかな、さかな〜♪」がグルグルと回った燗法会前夜。:-)