すすぎ酒
20:00頃になって雷が絶え間なく轟き、大粒の雨が…。夕立ならぬ、夜立ちか。
ところが、負け試合をノーゲームで免れた奴等の棚ぼたビールにつきあう羽目に…。
早く帰れば良かった。orz
すっかり泡立った胃を燗酒で癒さなければ…と選んだ酒がこれ。
『睡龍 速醸純米 瓶燗 15BY』
冷やでも味の輪郭をつかめるようになったが、この酒はやはり燗だろう。当然のように飛び切り燗(55℃近辺)。:-)
ほらほら、下手な生もとや山廃が顔色をなくす、この香り。落ち着きが漂うようになって、ますますきめ細やかさが増した。外連みのない味わいに加え、捌け良し、切れ良し。はなっから飲んだら、飲み過ぎ確実だろう。
えごねりは薬味の葱と醤油で。海の香りが蒸し暑さを忘れさせてくれる。すき焼き風牛鍋。遅い時間にこんなに食べて良いのか?ってくらいパクパクと。トマトの酸味で口を直し、えごを頬張った口に酒を…。むふふふふ。声もなく笑う。
体が自然に受け容れる。睡龍のこの類い希な性格は今日も健在。久々にうまいイカ刺しが食べたくなったぞ。
きき酒モードはまたもや中休みと相成った夜だった。