立冬

栗東といえば、おウマさん。でも、それはおいといて…。(^^;
同じ「りっとう」でも昨日は二十四節気の一つ立冬。この日から立春の前日までが暦の上での冬。
冬の気立ち初めていよいよ冷ゆれば也 −暦便覧−
さて、二十四節気といえば、ここしばらく恒例化しているにごり酒の出番だ。
てな訳で…
『生もとのどぶ H16BY 春火入れ』
おしとやかな秋火入れと異なり、バリバリ味が出てきた春火入れだが、冷やでは「つ〜ん」と素っ気ない顔を見せるだけ。
「ねぇねぇお前さん、お愛想の一つもいえねぇのかい?」「あらら、そっぽ向いちゃったよ」
「聞き分けのない子はお仕置きしちゃうよ、ったく〜」
はなっから決まっているのに回りくどい因縁をふっかけ、飛び切り燗(55℃近辺)から60℃ほどを目論んでのアチチ燗に。:-)
「ほっほぉ〜、浮き世のいろはを学んだと見える。この顔がどうしてできなかったんだい」
「なに?来年まで待ってくれって。しょうがねぇなぁ。まぁ、あのおやっさんの酒だかんなぁ」
アテは肉じゃがならぬ、肉さと。そう里芋ヴァージョンの肉じゃが。馬鈴薯のシットリ感はないけど、ネットリ感もまた良いもの。
鯖味噌煮。へぇ〜、今日は輪切りヴァージョンかい。肉さとといい、変わりダネの日だね。
背のしっとりとした魚肉のうまさ、腹の適度な脂の乗り。今日のもなかなかの鯖じゃねぇか。
茄子とピーマンの味噌炒め。茄子がちょっと素っ気ないねぇ。
おい茄子、お前さんもどぶ冷やの真似をしたのかい?素人の生兵法は怪我のもとだぜい。素直さってぇものが肝心だかんよぉ。
ほうれん草のお浸し。トマト・レタス・パプリカ・紫玉葱・カイワレのサラダ。
飯を飲みながら野菜をたっぷり食べたせいか、なんとなくヘルシーじゃねぇかい。
と似非江戸っ子。(笑)

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