なんてこったい
冬至の昨日、暴風雪により中越地震の時の倍以上に当たる65万世帯が停電。
日南の限りを行て日の短きの至りなれば也−暦便覧−
鉄道は在来線はもちろん新幹線までストップ。空の便、県外への高速バスともに全便欠航と、さながら陸の孤島に…。しかも、よりによって一番昼の短い日。夜が足早にやってくる中、暖も、温かな食事も、ろくにとれなかった人たちはさぞや心細かったことだろう。
電力会社が喧伝する“オール電化”にとんだ落とし穴が見つかった“大停電”だった。
さて、「二十四節気にはにごり酒を飲む」を慣わしとしているのに、帰ったら拙宅の開栓放置ににごりが一本もない!! orz
幸いにして停電を免れていた身にはこちらのほうが緊急事態。売るほど在庫を抱えながら恥ずべきことを…。
『秋鹿 山廃特別純米 山田錦 H16BY』
急遽、リリーフをこれに頼んで、3分20秒のウォーミングアップの間におでんを火に…。
ハラヒレ、ハラヒロ、ハラヒレロ♪とHITACHI君が呼べば、アチチ、アチチと晩酌開始。
大根・蒟蒻・牛蒡巻に竹輪。巾着の中は玉子だ。
ホロッととろけるような大根、プリプリの白身と出汁を吸った黄身。こんな日は、まず温かいことが大のご馳走。
鱈と玉葱のソテーは玉葱がドッサリ。風邪退散!! 🙂
風習どおり、冬至南瓜も煮付けてありますぞ。
もやしのカレー風味酢の物や白菜の浅漬けで口を直しながら、杯を口に。
カミさん曰く「八百屋さんができる」
それほどたくさんの野菜のいただきものがあるとは、誠にありがたいことですな。