燗酒な日々
一手届かず

800余kmの彼方から「来たれよ」と大魔神の咆哮が…。馳せ参じる前に宿題を終わらせたかったのに「あれ!? 一日足りない」。「始業式を延ばしてくれ〜」と、二学期目前の子どもみたいだ。orzしょうがなく、冷やぎき...

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燗酒な日々
お招きに与り

湯の中に 木漏れ日と降る 蝉時雨 ーおやぢー貸し切り状態の風呂。ぬるめの露天のお湯につかれば、降り注ぐせみ・セミ・蝉。ぐて〜っと半日、骨休め。帰ったら、「さっさと飲みに来い」との電話。おぉ、そりゃあ、...

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燗酒な日々
処暑の夜

陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也 −暦便覧−帰る道すがらのSE(Sound Effect)が蛙の声から虫の音に変わった。鈴虫はじめ、あちこちから様々な声がしじまに響く。秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども...

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燗酒な日々
定番の実力 -乙酉葉月乃七-

夜長月を前に春先に硬さ・渋さを見せていた酒の多くが、どんどん味乗りを進めており、喜ばしい限りだ。やはり、夏を越してこそ。だが、単純に喜んでばかりいられない。それらのほとんどがH15BY以前のもの。つまり...

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燗酒な日々
定番の実力 -乙酉葉月乃六-

にぎやかだった前夜から一転、夜長月を前にした定番酒巡りへ軸足を戻す。『肥前蔵心 純米酒 H15BY』70%なりの味の多さはあるが、汚い味ではない。春先に気になっていた甘が収まり、仄かに熟成香も立つ。「M氏が電...

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燗酒な日々
夏忘れの宴

残り物の樽生ビールにつられ、雷雨を押していつもの呑兵衛仲間がやってきた。男女合わせて7人。いつものスペースではやや窮屈だが、しょうがない。二階へ上がるほどでもないやと、先日、狼亭さんご家族を迎えた卓...

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燗酒な日々
定番の実力 -乙酉葉月乃伍-

久々、五週間ぶりの休み。それも一日だけ。「我が輩の辞書に"夏休み"という文字はない」。orz『銘柄非公開』同じ蔵元の1,850円/1800ml(税別)の純米酒。1,700円のものとの違いは、麹米、掛米ともに酒造好適米を使っ...

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燗酒な日々
定番の実力 -乙酉葉月乃四-

3,000円/1800mlクラスの酒に慣れた口を戻すのは、やはり容易じゃない。それら2本対定番酒3本。原価の差は如何ともし難いものがある。とにかくアラが目立つこと。なのに、最廉価の酒を選ぶのは…。臍の曲がりはなお...

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燗酒な日々
定番の実力 -乙酉葉月乃参-

東北が揺れた日、娘一合帰京。あちらからの足が止まっていたから東京駅も空いていたかも。また静かな日々がはじまる… はずが、帰ったら娘二合がギネスを飲んでいた。まだこいつがいたか。天下御免のプー子。orz...

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燗酒な日々
定番の実力 -乙酉葉月乃弐-

三合娘と入れ替わりで一合娘が帰省してきた。来春、やっと脛齧りが減る。それまでは庶民の味方にも縋らなければ…。『奥播磨 純米 山田錦八割磨き H15BY』出荷直後から嫌味のない華やかな香味で、豊かなボディと余...

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