芋名月
あれや〜、これや〜で、間が空いてしまいましたが、時節柄ですから…
芋も、その代わりとなる団子もありませねど、『旧暦8月15日』の月を。
うさぎは何処? (笑)
本当の満月となるのは、今年は9月27日(木)らしいけど、やはり「十五夜お月様、見て跳ねる♪」ですからねぇ。
しかし…デジタルズームまでフルに使った48倍ズームを手持ちで撮ることの難しさよ。X-)
■日置桜 “八割搗き山田錦” 純米酒 H18BY
写真は製品ではありませぬ。おサンプル♪ 🙂
メーターがしっかり切れている(日本酒度:+9.5)だけあって、野暮な甘残りもありませんし、口中で踊るふくよかな酸が快感。80%という低精米歩合ながら、味の汚れも見せず、シャキッとキレまする。でも、まだシブ〜い♪ (苦笑)
その当年酒ゆえの若さを除けば、論うところはありませぬな。
こういうお酒に出会うたびに思うこと。
「これは○○%まで磨いてます」「我が社の平均精米歩合は○○%」と精米歩合だけを自慢する蔵元に、「何のために磨くのですか?」と問い質したくなることの何と多いことよ。
その結果、吊り上がった値段は誰が負担するのか。あまつさえ醸造アルコールをジャブジャブ入れ、連続蒸留式焼酎と見紛うような薄っ辛い酒に仕立てるなんて、米の無駄遣いもいいところですな。
要は、『磨かずとも味が汚れなければいい』んざんしょ!?
アルコール添加で薄くのばして安価に抑えるのと、無駄に米を磨かずともしっかりと米のうまみを引き出しつつきれい、かつ、適価に抑える。これからの飲み手に飲んでもらいたいお酒、あるいは、飲み手に選ばれるお酒は、どちらでしょうや。
月が綺麗に撮れてますね〜。
私も撮りたかったんですが、携帯のカメラじゃお話になりませんでした。星?みたいな...。
精米歩合よりも造りですよね。どんなに削っても下手な造りじゃ意味無いですから。
何も知らない頃は
「2割3分磨き?!すご〜〜い!」とか言っておりました(汗)。
何がスゴイんだか・・・ただの近代技術をほめてただけでした、自分。
お米が勿体無い・・・。
To りょうさん
手持ちではもうブレブレ。カメラまかせです♪
ホント、今さら精米歩合に拘ることないと思いますけどねぇ。
それに米だって、ピンからキリまであるんですから、なおのこと…。
To まき子さん
精米技術やコンテスト用の酒だけを誇られても、何も伝わってきませぬ。
お酒だけではありませんが、そのものに相応しい手法を用いてこその技術ですよねぇ。