羽前白梅 純米酒

伺ったところによれば、これがこの蔵の原点とのこと。
ラベルを見れば「純米酒」とあるだけ。ところが、裏貼りを見て目が点。
なんと精米歩合が50%。(・。・)
磨きを誇ることが好きな蔵なら、控えめでも特別純米、ともすれば純米吟醸と表示しよう。それを事も無げに、ただの純米酒とは‥。造りにかける蔵元の矜持を垣間見た思いだ。
と同時に、表示に囚われてはならないことをあらためて教えられた気がした。
しかし、問題は中身。それこそ表示に囚われずに見なければならない。
だが、冷やで早くも素性の良さを感じさせる。汚れが見当たらないのだ。ただ、如何せん若い。それ故の苦や渋は否めないものの、捌けの良さと奥底にある旨みの片鱗を探ることは可能だ。
飛び切り燗以上、kanzakerakuenさん云われるところの「煮酒」にしてから冷めるのを待つ。
ダレた甘さとは無縁。冷やで感じた捌けの良さはそのままに、素性の良い旨みはさらにふくらむ。後味に残る苦は余興。ますますの熟成による真骨頂発揮を期待させるに十分な素質とも云えよう。
2,700円強/1800mlでただの純米酒。派手さはないが、寛いで飲む酒はこういうものでありたい。
蔵元が原点と呼ぶ訳を実感できた。願わくば、早く熟してくれ!!
冷蔵庫になんか入れたらダメですよ、絶対。


そういえば、群馬泉の純米も50%だった。原料米は若水で2,743円/1800ml。
山廃で醸され、しっかり熟成させてから出荷されることを思えば、価格差は許容範囲か。

コメント

  1. とりしや より:

    ただの純米酒ー上原先生の極上の純米酒ガイドP22に載っているものですよね。
    これは『穂の香』とは違いますよね。

  2. Masamune より:

    お電話いただき、ありがとうございました。m(__)m
    # おやぢ好みのお声で、声優といわれてもうなずいちゃうでしょうね。:-)
    お答え済みですが、穂の香(美山錦60%)ではありません。
    ご指摘どおりP.22に掲載されているものです。ただし、42℃がベストとは思いませんけど。:-p

  3. とりしや より:

    ご冗談を。それはあたしの言う台詞です。うちのおばさんからは常々あんたは語尾がはっきりしないからと言われています。
    今日在庫をみると鯉川あと3本のみ。忘れてました。明日一番でタンクさんに電話入れます。

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