休日の昼酒
休日、以前は昼の常食としていた店を久しぶりに訪ねる。
ホワイトボードに「手造りカキグラタン+イカ刺し」の文字が。「良いじゃない」。
昼なのでビール(K社L大びん)を頼んで、イカ(たぶんスルメイカ)刺しをつつく。歯触りはいいんだけど、冬のイカらしい甘みがない。
待つこと暫し、カキグラタンが出てきたが‥。カキをつまんで唖然。「火が通ってないじゃないか!?」。加熱用だったらどうしようと思いながら、口に‥。あぁ、冷凍を戻したように冷たく、生臭いだけ。おまけに旨みのないホワイトソース。どこが手造りだ。
そういえば、13時前だというのにお客はまばら。昨年、改装した話は聞いていたが、見てくれを直す前に「この味を何とかしろ!!」と叫びたくなった。
前は活気のある値段相応にうまい店だったのに、どこで狂ったのか。
無粋な用に半日潰されるは、不味いものを喰わされるは、とんだ休日になってしまった。
食事中心に生活が回っている我が家ですので、おやぢ殿の無念はよくわかります。貴重な一食をうまくないもので潰してしまうのは本当にもったいないことです。
以前、80才まで生きたとして、あとどれくらい食事の回数があるのか計算したことがあります。その時は夕食だけの計算だったけれど、14000回弱だったかな。たったそれだけしかないのかと、唖然としたのを覚えています。
こじこじさんの言う通り、貴重な一食ですもの、出来るだけ納得のいくものを呑み喰いしたいですよね。おやぢさんの気持ちを想像すると、こっちまで腹立たしく悲しくなります。
星一徹子としては、卓をひっくり返したい気分ですな(笑)。
「造り」の文字がポイントだったかもよ。
造りの文字は大きいものとか、大量とかの意味も含むからねぇ。
「作り」と書いてあったら、斬る!
当たり前だけど、金はしっかり取られました。(^^;
知らない店だったら、当然、星一徹ですな。
nizakeさんのあの牡蛎エントリィがなければ、モツ炒めでも選んでいたでしょうね。ビールだし。
牡蛎まで「ヒトバシラー」をする羽目になるとは‥ (-.-;
こじこじさん、まりあさんまったくその通り。最近まずいもの、勿論嗜好の差はありますが、誰が食べてもまずいものを食べた時は体になにか毒素が入って行くような感じに捕われます。
nizakeさん>
うちは手作り、、、、です。あまり『手造り』という言い方はしないと思うんですけど。そういう意味でわざと使ったんですかねえ。客の国語力を試す店。恐れ入りました。
書いたのは出入りの酒屋のアンちゃんですから。