燗粥酒 part 1

せっかく届いたというのに、外飲みの日。無理を云って「秋鹿 千秋」を使ってもらったが、薬罐燗がいただけない。二次会でも不味酒を避けてビールに逃げたが、大手メーカーのビールだから、これまた翌日に持ち越す始末。
こういう日の翌日こそ、まっとうな酒に救いを求めなければと、前日から常温放置の…
『生もとのどぶ 瓶燗』
冷やで思いの外に味はあるものの、舌がギュッと窄まる感じがあり、明らかに若い。
これの上澄みと振って混ぜ合わせたもの、二種を用意し、先を越されたkanzakerakuenさんに倣って55℃燗に。
上澄みヴァージョンは適度な旨みと引き締まった味わいを、どぶ本領ヴァージョンはお粥に燗をつけたかと思わせる濃厚な米の旨みをビシバシと伝える。
「これが噂の生もとのどぶかぁ」。
加藤杜氏の生もとが今からこんなに味があるとは思いも寄らなかったが、先日、飲み損ねていたから、やっと口にすることができたぞ。
このまま秋まで常温においておきたいくらいだが、目敏い奴等が放っておかないだろうなぁ。
肴は、鮪赤身のヅケに、豚肉・豆腐・牛蒡・シメジ・長ネギの鍋(蕎麦つゆ味)、鰯の水煮、茹でたブロッコリー+麹ドレッシングなど。
加藤杜氏の酒はいずれも不思議に食が進むが、この酒も同様だった。それぞれ一合強ほどを飲みながら鍋をほぼ平らげたというのに、米の飯が欲しくなる。鍋の残りに丼一杯の冷や飯を入れおじやに。
3人前はあろうかという量を食べてしまい、満腹2乗。
前日の悲惨な出来事を拭い去るとともに、翌日のもっと悲惨な外飲みに向け、腹を据えた夜だった。


っていうか、腹がくちくて動けなかっただけかも。(^^;

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燗粥酒 part 1” に対して10件のコメントがあります。

  1. nizake より:

    飲みましたか!えかったでしょ♪
    鍋、蕎麦つゆ味というのが妙に気なります。
    どういうこと?

  2. Masamune より:

    えがったぁ〜!!
    醤油の代わりに蕎麦つゆを使ったんです。(^^;

  3. nizake より:

    ほほ、醤油代わりに蕎麦つゆね。φ(..)メモメモ

  4. Masamune より:

    うす〜く伸ばして使います。鰹ダシに味醂が加わっていますから手間要らず。
    不精者の考えそうなことでしょ?

  5. nizake より:

    うす〜くはげさせて… φ(..)メモメモ

  6. りょう より:

    誰を?

  7. Masamune より:

    何を遊んでいるのやら…

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