どぶ vs どぶ

アルテンダーのゲリラ攻撃に一日の遅れを余儀なくされたが、JKA(*1)認定タイトルマッチを。:-)
『生もとのどぶ 春火入れ H16BY』
秋火入れの+8に対して、日本酒度:+6。なれど、印象はまったく逆。涼冷え(15℃近辺)での半年以上の熟成を経て、元気の良い酸が味を支配する。上澄みでもくっきり。混ぜ合わせると、さらに力強く攻め入ってくる。
まだ大人しめの秋火入れが脂肪分を上手く懐柔するテクニシャンなのに対し、こちらはそれを容赦なく叩きのめすパワーファイター。「かかってきなさい!!」とばかりに己(おの)が逞しさを誇示するのだ。
当然、アチチ燗(推定60℃近辺)に…。アッチ〜!! 徳利を持てませぬ。orz
フウフウと冷ましながら杯をすすると、フワ〜ッと、あの生もとならではの香りに、キリッと締まった酸の先制ラッシュ。お〜っとっとぉ〜、いきなりダウンを奪われるところだった。
鮪の山かけ。山芋の風味が豊かで、どぶと合わせると、とろろ飯を食べている気分。
豚ロース・玉葱・ピーマンの炒め物。いよいよ脂を叩きのめすどぶパワーの本領発揮。どぶのひと飲みで舌や口の中の脂っ気が洗われるから、これでもかと次々に送るものの、その度にバッサバッサと薙ぎ倒され、体良く捌かれてしまう。おかげで大皿の3/4を一人で食べてしまった。
秋刀魚の煮付け。脂っぽいものばかりか、こうした和風のものにもきちんと合う。
南瓜の煮染めも酒を含むと、南瓜自体の甘みがさらに際立つようだ。
う〜ん、今宵も満腹。寝る前にこんなに食べちゃいけないんだけど、液体ごはんのパワーに押し切られた夜だった。
これでH15BYのどぶがあれば、プレーオフもできるのになぁ。残念!!


*1:【JKA】Japan Kimoto Associationの略
  …日本生もと協会
   ただし、正式団体ではありません。おやぢが捏造しました。(笑)

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どぶ vs どぶ” に対して9件のコメントがあります。

  1. おやぢさま、ゴングの音が聞こえました。
    >山芋の風味が豊かで、どぶと合わせると、とろろ飯を食べている気分。
    ほほおお。とろろ飯とは! にまにましちゃいますね〜。秋ですね〜うまいですね〜飲んじゃうなぁ…太っちゃうなぁ…年中、こればっかり言ってるなぁ…。

  2. Masamune より:

    >カンザワさん
    前の晩、K-1見てた後遺症かも。<ゴング
    この夜はカミさんにつきあって「チャングム」を見ながら…。(^^;
    とろろは長芋じゃダメなのよね。ぜってぇ〜、山芋!!

  3. nizake より:

    JKA、解説見なくてもわかっちゃった。

  4. Masamune より:

    >nizakeさん
    Associationは「aholic」でも良かったかもね。(笑)
    JBKA、もしくはKKAとか。

  5. Tank より:

    前にもコメントしたけど、「かかってきなさい」は
    懐かしい。あのM浦氏も好んで使用する言葉。
    だから、極力使用しない小生です。(何のこっちゃ)

  6. Masamune より:

    >Tankさん
    これ、元祖はA.猪木でしたっけ?
    私にはU会掲示板での殿のセリフがドンピシャ。(^^;

  7. nizake より:

    Tankさん
    そんなに懐かしいなら、電話するように「今日かかってくるだろう電話」で伝えておきましょうか?

  8. Tank より:

    A猪木氏は言わなかったと思います。
    私の記憶では、漫画での決めセリフだと
    思うのですが・・・
    nizakeさん、お伝えしなくても結構です。
    懐かしいのは言葉であって、彼は現役ですから。
    きっと用事があれば、私にもかかってくるでしょうから。

  9. Masamune より:

    >Tankさん
    北斗神拳のケンシロー?
    >nizakeさん・Tankさん
    譲りあいの心、うるわしゅうございます。(笑)

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