重陽の節供

「重陽の節供」そのものについては、こちらに譲るとして、「そろそろ大魔人酒の予習を…」と思いつつ、あっきさんに触発されてしまった。(^^;
『生もとのどぶ 秋火入れ H16BY』
まずは上澄みだけを冷やで。おやぁ〜、「おこぜ」同様、「もう飲める」感触。
よぉ〜く混ぜ混ぜして飛び切り燗(55℃近辺)に。燗がつくまで冷やでもう一杯。あぁ〜、これだ。「+8」と春火入れよりメーターは高いが、むしろ逆の印象。ふぅ〜っと生もとらしい乳酸様の香りが鼻に戻り、ごはんのような旨味が口に広がる。
燗がつくと、なおさらその印象が強まり、温かな液体ごはんが胃袋に染み渡ってくる。
「菊の節供」を愛でるに相応しい酒のアテは、まずカキノモトを三杯酢で。ベタだぁ?おやじだもの、と開き直っちゃえ。
焼餃子がたった1個。残り物に福? ある訳がないでしょ。冷めていたし…。orz
豚ハツの炒め物塩胡椒味。カキノモトをご飯のおかずにすることはあまりないけど、これは十分におかずになってくれる。
どぶをグビグビ、ハツをパクパク。脂が実にウンマい〜!!
トマト・胡瓜・レタスのサラダを箸休めにしながら、ハツをたっぷり完食。
液体ごはんも定量が終わった。う〜ん、満足。
にごり燗、やっぱ良いよね。:-)
このまま何事もなければ、今宵は「生もとのどぶ 春火入れ H16BY」の出番。:-)


実は、秋火入れなのに「+6」のラベルが貼られた“どぶ”が存在した。
お蔵の体面上、これ以上は書かない。(笑)

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重陽の節供” に対して8件のコメントがあります。

  1. 燗の より:

    にごり燗。ウチでよくやってたのは竹鶴のにごり。
    最近買ってないな。
    同じ値段の竹鶴純米が、ロットがよいのか、口開け3週間もするとぐぐっと味が乗って好いんで、そちらに触手が伸びてる。
    以前、にごりを粉引きの徳利で燗したら、オリが徳利の肌に染み付いて、なかなかきれいにならなんだ。

  2. >どぶをグビグビ、ハツをパクパク。脂が実にウンマい〜!!
    ああ、口のなかがよだれでいっぱいになりました。脂がウマイ肉って最高です。脂とどぶは合うでしょうね〜。

  3. Masamune より:

    >燗のさん
    へぇ〜、最近は竹鶴になったんだ。
    確か、にごりのほうが若いんで、口開け2ヶ月くらい待てば…。
    純米もウチはまだH15BYだけど、出荷はもうH16BYに切り替わったのかなぁ。
    雄町純米もまだH14BYあるし…。練れた竹鶴が欲しければ、お声掛けを。(^^;
    明日は「醗酵リンク」へ出動? 🙂

  4. Masamune より:

    >カンザワさん
    この日は秋火入れでしたから、脂と渾然一体。ウマウマでしたよ。
    春火入れはもっと酸がありますから、脂を捌いて箸を進めさせてくれます。おかげで食べ過ぎ。;-)

  5. nizake より:

    そろそろ15BY春でも飲むかな…

  6. Masamune より:

    >nizakeさん
    どぶ15BY春!? ヂグヂョ・・・
    おら、雄町純米にごりさ、飲むだ。

  7. あっき より:

    こんにちは〜!
    いつもコメントありがとうございます。
    温かな液体ごはん!この表現凄いです〜。
    私はまだまだにごりの世界に浅いけど、すっかり魅了されました。
    しかもにごり燗、本当に素敵です〜。
    どぶは購入できなかったけど、やはり探して買うかもしれません。また飲みたい!

  8. Masamune より:

    >あっきさん
    あらま、いらっしゃいませ、ようこそお越しを。
    I酒店で切れていたのは残念でしたね。あちらにないときは、鳥取か新潟にあります。(^^;
    http://kanzake.com/links.html
    ぜひご自宅でたっぷりお楽しみください。:-)
    #どの酒も開けたてより、しばらくおかないと目覚めないのが玉に瑕ですが…。(苦笑)

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