師弟対決 -後編-

今宵に備えて一夜漬けを…。
taketsuru.jpg『清酒竹鶴 合鴨農法米雄町純米 H15BY』
開栓放置1ヶ月半。色は山吹を通り越して、褐色に近い。冷やでまだ硬さを感じるが、厚みを感じつつ、程良い酸も健在。このあたりがただの雄町純米と違うところ。酵母も違うから単純に比較できないし、好みによって使い分ければ良いことだと思う。
門藤さんのにこやかな顔と米に対する真剣さ、やさしさを隣の席で感じたことが、まだ昨日のことのようだ。あのひと時がこれを入れさせたといっても構わない。選ぶほうは同じ価格にぞろっと並んでたいへんだろうけど、それもまたうれしい悩みだろうから。
これは煮ました。誰かみたいに。(笑)
徳利の口から立ち上る湯気。が、「あらぁ〜、ちょっと若返り過ぎかなぁ」。素直に飛び切り燗(55℃近辺)から冷ませば良かったかも。H15BYでこれだから、小笹屋やその番外編のとろけるうまさを期待するのは、もう2〜3年先か。
とはいえ、雄町の逞しい酸は健在だし、味がありながらキレる酒であることに違いない。
豚冷しゃぶ。山葵醤油で肉をパクつきながら、竹鶴をグビリ。あぁ、ヤバいよ、これ。どっちも「やめられない、止まらない♪」になってしまう。
つけ合せはのトマトやキャベツ・胡瓜・人参の千切りが良い口直しになる。
お次はアジフライ。名古屋なら、アジフリャアかな?(^^; >まき子さん
玉葱と人参のスライスをのせ、富士ポン酢がかけられている。てことは、出来合いかな?
あ、やっぱり、衣が厚く、揚げ油もあまり良くない。苦肉の策だったのね。
胡瓜と蕪の浅漬け。蕪の風味が豊かだこと。ただ、ブロッコリーは…。
南瓜の炊いたの。またたくさん作ってくれたのね。でも、煮物って、たくさん作らないとおいしくないからねぇ。ゆっくりじわじわ食べることにしましょ。
さて、これで25%くらいは竹鶴モードになったか。用意した酒はあれとこれとそれ。(笑)
大魔人ご本人を交えてなら、120%間違いなしでしょ。:-)

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師弟対決 -後編-” に対して6件のコメントがあります。

  1. nizake より:

    誰も、このお酒が適熟になるまで待てなかったりしてね。

  2. こんにちは。昨日の宴会はすごかったでしょうね〜♪
    一昨年、竹鶴に行ったとき、一番美味しく感じたのが、たしかこの合鴨農法米雄町純米でした。竹鶴の酒は煮ても旨いところが凄いですね。といいつつ、他のお酒を煮た経験はまだないんですが。もし失敗したら…と思うと勿体なくて、なかなか勇気がありませんです…えへへ。
    あきつさんのブログ、チェックしてみたんですが、まだ見つかってません。こぢんまりした隠れ宿って、なんですか?

  3. Masamune より:

    >kanzaさん
    それはあるかも。いくら物持ちの良さが自慢でも自信がありませぬ。

  4. Masamune より:

    >カンザワさん
    19:30〜25:00まで続きました。まだ余韻が…。(苦笑)
    雄町純米や小笹屋シリーズでも平気ですよ。<煮酒
    ほとんどどれでも大丈夫のはずですが、失敗したら、そのまま煮切り酒にして、おいしい料理の黒子になってもらいましょう。:-)

  5. あきつ より:

    ここを読まなかったら
    昨日、蓮田に遊びに行ってたわたしでした。
    危なかった(^^;)
    BLOGを引っ越ししました。
    http://blog.drecom.jp/akitsu/
    お手数でしょうがリンク先住所の変更を
    お願いします。
    カンザワさんのおっしゃる隠れ家って
    例の二階のことですかね?

  6. Masamune より:

    >あきつさん
    行けば良かったのに。大魔人も寄ったはずだから。:-)
    お引っ越しおめでとう。修正しておきます。
    あ、ひらこさんとお見えの時に「どっちが良い?」と伺った先です。<隠れ宿

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