大人の白酒 -4-
昨日「よ〜い、ドン!!」をかけたおチャケ、いくら温かくなったとはいえ、
まだ「風呂上がりに中ジョッキでゴクゴク♪」というわけにはいきませぬが…
例年以上のアブナイ酒に仕上がっておりまする。
例によって………
てな訳で、大人の白酒シリーズ第4弾♪
二年ぶりに原料米が五百万石に戻った今季の “鉄人"。
到着までに紆余曲折があったおかげで、待ちくたびれた首が轆轤(ろくろ)首のように、ニョロ〜ッと伸びてしまいましたよ。(笑)
■鯉川 純米吟醸“鉄人うすにごり” H19BY
さっそく冷やジュル♪
裏貼りに記されたアミノ酸度の低さが気になっていたものの、それよりも “+3" という日本酒度とはとても思えぬメーターの切れを感じますし、瓶燗なのに生酒の炭酸ガスを思わせるチリチリ感も。
いきなり飛び切り燗(55℃近辺)を超させてしまいましたが、さらにチリチリとベロに当たる酸やキレが増しまする。
従来の “鯉川” は『やさしい』という言葉が似合う酒でしたが、若手主体の19BYはそれにシャープさが加わったようです。
アテは、鶏つみれと野菜のトマト煮。青臭さと酸っぱさが際立つ昔ながらのトマトが好みなれど、使われていた甘みのあるトマトと“鉄人”がピッタリの相性。
ブロッコリーにもトマト煮をからめて、“鉄人” グビグビ♪
かと思えば、カボチャと挽肉の煮物のカボチャの甘みともOK。
総酸度 “1.7” にはお蔵元のふくよかなお腹同様、楽しい酸がたっぷり!? (笑)
「あたしも飲みた〜い!!」と遅れて帰ってきたカミさんにいわれりゃ、
「ダメッ!!」という答えはハナっからなきものと…。X-)
そして、烏賊とカリフラワーの炒飯さえもアテに代えてしまうなんて…
昔日、歩行しかできなかった“鉄人”がロケットを装着して空も飛べるようになった、あのヴァージョンアップを思い出させてくれまする。
しかもトマトとの相性の良さを知ってしまったからには…
これはもうアルケッチャーノへの道を辿らずにはまいりますまい。
おかげでカミさんともどもグビグビ全開。あっという間に残り四合。orz
ことりさ〜ん!!
「夏には…」と仰らずになるべく早い機会にアッシーさせてくだされ♪ (爆)
我が家のも、もう、半分なくなりました。
あっという間に消えていきそうです
今年の鉄人うすにごりは、そんな感じなんですね〜。
シャープさが加わると、ますますグビグビいっちゃいそうです(笑)。
ああーグビっと、やりたいなぁ〜。
To ま・ぜらさん
あ、やはり!?
今年、少し増やしてもらったんだけど、焼け石に水かも。(苦笑)
To まき子さん
去年の出羽燦々ヴァージョンは少し大人しすぎたし、
それまでのは「腰に手を当てて…」っていう感じだったけれど、
今年のはエッジがキリッと立っていて、まさに燗酒向きの仕上がり。
「命の水」第2弾にする!? (笑)
私もやっとありつけました!
大事に大事に呑むつもりですが
あんまりおいしかったのですぐ無くなっちゃうかも〜〜〜
今度は体調の良い日にぐびぐびいっちゃうつもりです〜〜〜
To ちゃこさん
ひょっとして“鉄人”は初めて?
今年のは今までで一番良い出来かも。
体調のいい日にグビグビやったら、たぶんすぐになくなっちゃうでしょうな♪
お代わりをもう一升、用意しておいた方がいいかも。(笑)