大呆け
先日の写真に “梅” とタイトルを入れたら…
「あの木は木瓜(ぼけ)だって」とカミさんからツッコミ第一弾が。(汗)
第一弾というからには当然、第二弾もある訳でして、お約束の…
「もう呆けたの?」orz (爆)
今日も今日とて斯様な花を眺めさせていただきましたが、かなり強い香り。
この香りの誘惑に抗えずに虜になってしまう蜂や虫たち同様、未だにカプロン酸エチルや酢酸イソアミルがプンプン匂う酒がもて映やされておりまするが、甘い誘いの裏に何があるかはさておき、口にするものくらいは正しく判断できるよう己が眼とベロを鍛えましょうぞ。
翻ってこちらはプンケバとは無縁の味吟醸♪
●鯉川 純米吟醸 “亀治好日” H15BY
とはいえ、飲み手も飲ませ手、あるいは売り手もこのお酒の練れた味わいをご存じないようで、その本領を発揮させないまま消費されてしまっているのがほとんどかと。
そのことは「○○ではみんなうまいと飲んでいたけど、きちんと練れた味を知っているから、こんなの亀治好日じゃないよと言いたかった」という某氏の言が如実に物語っておりまする。
知る人ぞ知る「四合瓶なら古物がザクザク」の拙庵に残っていたこれ。
惜しむらくはごく微かとはいえ黴臭がありますが、涼冷え(15℃近辺)貯蔵だけあって生成されたアルコールまで練れた甘みすら感じさせまする。それゆえ、とても “亀の尾” とは思えぬ強さや塩を思わせるミネラルのうまみ、豊かなゴク味も。
何もここまで待てとは申しませぬが、「しっかり練れさえすれば亀の尾もありか…」という本領をぜひ味わってほしいもの。ただし、その際はどうぞお手元で。
「今のはいつのですか?」「すみません、20BYに替わっちゃいました」という売れ筋商品でもありますし、拙庵を頼られても場所、金ともにそんな余裕はありませんから。(苦笑)
遅くに戻ったカミさんに強請られて残り二合を譲ってしまいましたから一夜の夢と消えてしまった “亀治好日”。
これだから四合瓶ってやつは…とますます一升瓶偏重に拍車がかかりそう。(汗)
そこを言われると頭が痛い。
練れた味わいを決して否定しているわけでは
ないので、あしからず。
アルケで飲んだ好日が忘れられないんですよ。
困ったなぁ。
To Tankさん
口さがなくて誠に申し訳なく…。
例の話が実現できたら、ご自分の分もぜひ♪ (笑)