美女にごり♪

鯉川昔、昔、羽前国庄内に阿部亀治という人あり。或る年、冷害に見舞われながら倒れなかった三本の稲から後に “亀ノ尾” と名付けられる米を生み出す等、その生涯を米づくりに捧げた人なり。

ちと変わった書き出しなれど、この方のおかげで今もこうして “亀の尾” のおチャケが飲めるのですから、ありがたやありがたや。(笑)

阿部亀治翁については…
阿部亀治という人
 …亀家 -かめはうす- (山形県庄内町情報発信課)
先人(阿部亀治)が残してくれた宝物(亀の尾)のこと
 …創造ネットワーク研究所
が詳しいです。

さてさて…ご開帳♪
鯉川
■鯉川 純米吟醸うすにごり酒 “亀の尾” H19BY
ラベルは地元向けの “庄内の風” ですから馴染みは薄いでしょうが、いつもの “亀治好日” と思ってくださればよろし。
「うすにごりとはいえ亀の尾だから今から」という懸念を抱きつつも、もらってしまった特注一升瓶詰。数が数なので遠慮しておりましたが、「飲んでみなけりゃ語れない」という売り手としての務めより、「飲め、飲め」という飲み手蟲の誘惑に抗えませなんだ。(汗)
まずは上澄みの冷やジュルから「シブ〜っ!!」
次いでかき混ぜたのを…「あなたはだれ!? 味はどこ!?」
熟女好みのおやぢの口には「まだあげそめし前髪の」どころかランドセル背負った一年生。酒ロリコンの某酒屋さんでなければ手を焼いてしまうガキンチョですよ。(笑)

てな訳で、「とんでもなか〜渋酒たい〜」と俄博多弁が出たところで…
最低二週間、長ければ四週間の放置決定っ!! orz

されど、19BYから若手に切り替わった鯉川さんの出来具合を見るには恰好のサンプル♪
初めて任された緊張からか、ていねいにていねいに造られたことが伺えます。
加えて、よくぞここまで「シブ〜っ!!」い酒にしてくれたことにも拍手。
つまりは「しっかり熟成した後が楽しみ♪」な酒を生み出してくれた訳ですから。
ただし、蔵元と酒屋は泣くことになるでしょうな。(爆)

昨日の悪口が聞こえたのか、鶏と鮭の鍋に未完成おでん(具が大根とちくわだけ orz)
と一挙に温かいアテが並んだところへ熱燗(50℃近辺)超から冷ました “鯉川” を…。
ふくらみかけた胸♪ほどに成長したようですが、まだまだお子ちゃま。
とはいえ、この子、美人ですよ♪ (笑)

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