絶滅危惧種

某所にあげたこちらでの俗称アナゴの浜焼きの補足を♪
あちらの写真はフィルターをかけたものなれども、そのオリジナルがこれ。

久々のアナゴ
久々のアナゴ

ずいぶんご無沙汰していたこちらの魚屋さん(リンク先にある公式サイトはOCNの“PageON”サービス終了のため、閉鎖されたらしい)へひょんなことから立ち寄ったら、何年か「アナゴはないよ」が続いたために「もう食べられなくなった」と記憶から消し去っていたこれが並んでいてビックリ。「これはもう買うしかないでしょ!」といつもの呪文を唱えると、ナント秤に乗せられ重さによって値段が変わるシステムに変わっていたのに二度ビックリ。

ブツ切りにする前の2本で1,400円(税込)とプチ贅沢に合わせるは睡龍生酛純米H21BY(生憎とH19BYは欠品中・泣)のアチチ燗♪

ところで、この俗称アナゴの正体は…クロヌタウナギ(以前はクロメクラウナギと呼ばれていたが、差別的な名前だということで2007年に日本魚類学会から日本産魚類の差別的標準和名の改名最終勧告を受ける)というあのお蕎麦屋さんでもおなじみのアナゴとは全くの別物。何しろ生息するのが深度50〜400m(後述の秋田では100m前後?)の海底というだけあって獲ってくれる漁師がいない。確か出雲崎でも「やっと1人、後を継いでくれた!」と魚屋さんが喜んでいた頃は当たり前のように目にしていたのに、「アナゴはないよ」と珍しく不機嫌なおばあちゃんに何回か会って「また獲ってくれる人がいなくなったのか」とこのタイトルどおり「もうお目にかかることはないかも」と半ば諦めていた(スーパーで売られていることはあってもあの味と値段では買う気にもならない)だけあって感慨一入!
※クロヌタウナギの大きな画像を見たい物好きな方は… → こちらで♪(笑)

秋田には“棒アナゴ”と呼ばれる似たようなものがあって内臓や血を抜いて干すらしいけれども、出雲崎のはまるごと茅の串に刺されて炭焼きにするのが特長かも。
ただ、先に挙げた秋田でも漁師不足は否めないようだから、この先いつまで食せますやら………。

昨今は世界遺産などへの登録がブームのようで、とうとう和食までもユネスコの無形文化遺産になってしまいましたが、登録そのものがまるでイベントになってしまい、またぞろ広告代理店の喰い物にされているかのよう。
何でも遺産としてしまうことよりも、どんなに時代が移ろっても伝統的な食が日々の食卓に登るのが当たり前の世が続くことこそがその本質なのでは…と思うおやぢでありまする。

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