不幸中の幸い【続・地震】
たいへんな被害をもたらしている今回の中越(新潟県を地域分けする際の名称の一つ。上越・中越・下越・佐渡の4つに分ける)地震だが、今にして思えば、23日(土)で良かったともいえる。
実は、21日(木)午後から台風23号が長野県にもたらした雨が、千曲川を経て信濃川に入り、今回の震源地である小千谷で警戒水位を超える量となっていたため、大河津分水路を含めた下流域は河川敷が水没、満々たる水量を抱えていたのだ。
あの状態のまま地震が発生したら、揺さぶられた水で堤防の弱い箇所から決壊が起きたであろう。
信濃川の川幅が最も広い地域。その貯水量と流域面積からして、優に今夏の水害以上、まさに空前絶後の災害となっていたはず。
それを考えると、いや考えたくもないのだが、何とも空恐ろしく、背筋の寒さが引かないのだ。
お見舞い申し上げます。
降雨による二次災害が起こらない事を祈ります。
明日から冷たい雨、冬型気圧配置になるとのこと。
被災者の皆さん、これからが大変だと思います。
不足する物資、これからもっと増えるでしょう。
微力ながら私達にできること(義援金とか)で、ほんの少しでも協力できればと思います。
朝日酒造などの酒蔵も、かなり被害を受けられていると聞きます。お酒を購入することで協力できるなら良いのですが・・・「プレミアつくぞ」と買い占めに走る不心得者が出ないことを祈ります。
溜まった在庫が一掃できると喜んでいる輩もいますしね。
早速、流通在庫(つまり問屋の在庫)を買い占めようとする不届き者(おバカな酒屋)が現れています。
自分さえ良けりゃ良いのか!? (-.-)#
プレミアの付いた商品でも商売として成り立つ、あるいはそういう店が大手を振ってまかり通る。
それすべて「買い手」あってこそ。
バカな客をあおったり、おだてたり、あの手この手でエサにしようとしている連中の思う壺。
もう少し利口になって欲しいですね。
今週末くらいの地元のDSのチラシに載るかも…。新潟酒「○保田 千○ ¥6000」なんて。
不心得者ですが、当方で地震があったとき、「不良在庫のウイスキーやブランデーは割れてくれないかな・・」なんて都合のいい事を考えてしまいました。せっかく商品保険にはいってるし…。
被災者のみなさん、ごめんなさい。<(_ _)>
商品保険って、地震でも有効?
壊れれば有効のはずです。
当地のあくどいDSは地震の時に、壊れたといって本当に不良在庫を意図的に壊した店がありますが、それでも保険はおりましたぞ。
そうそう、自分が提げていたものを落としても有効だったはずです。(組合が推奨している保険)
商品総合保障制度<動産保険>のおすすめによると、
<保険金をお支払いしない主な場合>の?に、
戦争、暴動、地震、噴火、津波、原子力、詐欺、紛失、置き忘れによる損害
とありますが…
そもそも保険の目的と範囲に、
保管中・輸送中の全ての偶然な事故による物的損害を補償する
となっていますから、
倉庫整理中に誤って、あるいは配達中に割ったと云えば、OKみたいですね。:-)
やっぱ機種依存文字だったか… (^^;
<保険金をお支払いしない主な場合>の(3)?に、
です。
そうそう、協同組合の共済・保険、取扱代理店をご存知ですか?
確か、中央会の元会長か役員の会社じゃなかったかしら。
団体契約ですから保険料が安いのは当然としても、一(いち)組合関係者が関わっている会社に相当な額の手数料が入るはず。
その辺りが明らかにならない内は、腰が引けちゃいます。