今日でお別れね
この唄を知っている人は、“おやぢ”だっ!! 間違いないっ!! (笑)
それはともかく、とうとうこのおチャケとの永の別れが…。
■達磨正宗 純米甘口果実香 昭和54年醸造酒
裏貼りを見やれば、14年5月詰。ってことは、5年8ヶ月もの長きにわたり居座ってくれていた訳で、あの奥深い味わいもさることながら感慨深いものがありまするが、請われていくのですから喜ばねばなりますまい。
しかも、養育費もきちんといただいたし。 (笑)
新しい親御殿においしく飲んでもらっておくれ♪
ともあれ、これで西の横綱が消えてしまい、残るは東の横綱、“神亀” の『大古酒 昭和54年醸造』のみ。
ちなみに西の大関には、同じく“達磨正宗”の『純米甘口芳香 昭和59年醸造酒』が控えておりまする。:-)
平成になって早20年目なれど、こうして今でも現役を張る “昭和の酒” があることはうれしい限りですな。そしてまた、昨今、熟成酒に目覚める人が増えたこともまた喜ばしい限り。
しかしながら、それに味を占め、古いものばかりを漁る不埒者が増えたこともまた事実でして、そういう輩は『無い物ねだり』や『いいとこ取り』を、さも当然のようにいたしまする。その「手にさえ入れば…」の傍若無人ぶりは甚だしいばかり。
数年ならばまだしも10年を超える長期の熟成に耐える酒がどれほどありましょうや。そして、それを育てる造り手や売り手の思いや辛苦をどれほどご存じでしょうや。
「時は金なり」なれど、金では決して買えないもの。
どうか造り手や売り手のその酒に懸けた重いや辛苦を真摯に受け止めてくだされ。
そして、己が分も弁えて、謙虚に対峙してくだされ。
然為れば、自ずとあなたの手に委ねられる酒も現れるものと思いまする。
ウチ? 絶対に『いいとこ取り』は許しませぬぞ。(笑)
ドキッ(汗)
地方の酒屋で人知れず売れ残っているものを見掛けると、
どんな味なのか確かめたくなってつい購入してしまいます。
でも其れを呑み手仲間と分かち合うようには心掛けておりまする。
そのうち熟成モノは其れ相応の値付けになっていくのでしょうね。
後は、今ある酒で気に入ったものを自家熟成させていくことですかね。
私は、此のブログを所有している酒の呑み頃についての指針にしておりまする。
菅原洋一(ハンバーグ)!
立派な“おやぢ”です・・・。
To ちゃむさん
いくら売れ残りでも「それだけを狙ったらダメよ」ってことです。
ウチなら、例え目の前にあってもそんな人には「あ、それ、売約済」。(笑)
お店に育てられ、やがてはお店を育てることのできる、
いい飲み手になってくだされ♪
To kazuさん
ご存じでしたか。“松の屋”さんの次回の参加要件はゆうゆうクリアですね。(笑)
ご一緒できなくて残念。X-)
古くて価値のあるものに興味を持つのは良いですが、
「手にさえ入れば」っていう考えはよろしくないですよね。
私も気をつけるようにせねば・・・。
のめりこんでいくと、いつの間にかそうなっていた・・・という人も見かけたりしますので。。。
To まき子さん
欲しがる気持ちも分からないではありませぬが、「いきなりそれだけ」では
相手にされなくても文句をいえませんものね。
『おねだり』はいい関係をつくってから。
加えて「いつもいつも」ではせっかくのおつきあいも嫌われてしまいまするゆえ、
「時々」にとどめておくほうが効果的かと。:-)