薄酒や ああ薄酒や 薄酒や
どうにか復調と思いきや、二夜連続で浮き世の義理が…。
ご存じ「地元の普通酒しかない」という恐怖の薄酒宴会が待ち構えておりまする。
今夜はともかく、明日は“どぶ”でも持ち込むかなぁ。
そうと知りつつ、“出物” がありましたゆえ、地元酒を。
■大洋盛 純米吟醸 “越の魂” (05.10詰)
「あらま、なんでこんなところに!?」
という場所で見つけた開栓放置2年もの♪
新潟酒らしい軽やかなうまみを特長といたしまするが、この蔵のはきちんと芯のある酒ですから、熟成させても崩れないのですよ。そこがただの薄酒との決定的な違い。
昨今の味の多い酒に慣れてしまうと物足りず、「相変らず薄いっ!!」と感じるかも知れませんけれど、この軽やかさも認められる『大人の呑兵衛』になっていただきたいもの。:-)
当然、遠慮容赦なしに700Wで3分間回ってもらって、さらにふくらむ軽やかなうまみをグビグビり♪
麹歩合を上げて、この蔵としてはうまみを持たせてあるとはいえ、まだまだ新潟酒の範疇ですな。うまみがあってもキレが備わっていれば諄く感じることもありませんし、そのためにももっと酸が欲しいところですが…。
新潟のうまい酒にするか、日本のうまい酒にするか。
おやぢとしてはもちろん、後者に一票ですけどね。:-)
牡蛎と鶏つくね入り豆乳鍋。酒同様、すっきり軽やか♪ (笑)
ほうれん草の胡麻味噌和え。いつもは胡麻和えなのに、珍しく味噌まで。
野菜の煮物や焼き鮭もつまみながら、定量がお終い。
計らずも「三夜連続で新潟の酒を…」と相成ったおやぢ。また大雪か!? (苦笑)
700Wで3分間!?
えーーーーっ!そんなに回しちゃってもお酒って大丈夫なんですね?
熱くて持てないような気もしますが。
お湯でゆっくり、だんだん暖めて・・と丁寧に扱うのかと思ったら
そんなサディスティックなことしてる人がいて
なんだか安心しました♪
ゴマ合え・・味噌入るだけで、ちょっと贅沢なお味になり
幸せな気分になれます。
To hirorinさん
お断りしておきますが、おやぢの常用徳利は正二合ものですから。
隠処では専ら湯煎ですが、拙宅ではサドなレンジ燗ですな。
ちなみに“どぶ”や“竹鶴”ですと、3分20秒ほど回します♪
胡麻味噌和えはしっとりした味わいがいいですよね。
残りの胡麻味噌でおぬすびをつくってもおいしいですよ。
デザートにどうぞ♪ (笑)
温度設定の出来る電子レンジになって、お燗が楽にはなりましたが
徳利の内容量で結構温度が違うんですよね。
まぁ毎日2合徳利一本で止めておけば、温度はばらつかないんでしょうが(苦笑)
To りょうさん
でしょ? だから温度をセットすることはありませぬ。
昔ながらにタイマーセットだけ。
量や器による差もさることながら、酒によっても適温は違いますから、
狙った燗温度に仕上げる加減は、こちらの勘で♪ (笑)