ちょっと呑み過ぎ?
■すっぴんるみ子の酒 袋搾り無濾過生原酒あらばしり H14BY
冷やで。味は乗ってきたものの、“五百万石” の酒にありがちな後の苦が…。
“鯉川” の純米吟醸ように、これが出ないといいんですけどねぇ。「るみ子よ、お前もか」と気分はシェークスピアの筆になるシーザー(カエサル)。
飛び切り燗(55℃近辺)超えのアチチ燗にしたら、厚みを増したうまみにマスクされるものの、最後の最後で顔を覗かせまする。まぁ、気にしなければ、それですむ程度ですけどね。
しかし…
ラベルのイラストとは裏腹に、相変わらず「ごついっ!!」です。:-)
アテは、豚ロース・葱・ドジョウインゲンの炒め物。
焼餃子にも挽肉が…。
また肉が続きますねぇ。
冬の味覚、“子持ちイカ(ヤリイカ)" の煮付け。
ちょっと小さめだけど、ご覧のとおり胴体に卵がギッシリ。もち米を詰めた “イカめし" を食べているかのような気分だけど、こりゃいいわ♪
さつま揚げ・ちくわ・大根・蒟蒻の煮物。
キャベツ・蓮根・ごぼうの炒め煮。
こういう惣菜はホッとしますな。
ホッとしたのはいいけど、図に乗って、またもや「お代わり〜♪」。(苦笑)
■日置桜 純米 “八割搗き強力” H16BY
いやはや、開けて数日なのに、呆れるほどウンマい!!
こういう「安心して呑める」定番酒が姿を消すのは実に惜しいこと。
“強力" が無理なら他の米でもいいから、このくらいのお酒を何とか復活させてもらえたら…。
オープニングの “ツァラトゥストラはかく語りき” でつとに有名な “2001年宇宙の旅"。
久しぶりに見ましたが、これがもう40年も前の映画だなんて信じられませぬ。難解なエンディングなれど、その映像美は見応え十分。
スタンリー・キューブリックは、やはり “時計じかけのオレンジ” よりもこっちがおすすめ。
“ごついっ”ってのがそそります。
高津川も飲みたいな。
手元の酒はどれも良い具合になって空けるのがもったいないくらい。
しかし、春本番の陽気ですね。
新酒も楽しみです。
>HNさん
ただ“ごついっ”ってだけじゃなく、たおやかな余韻が加わるともっといいのですが…。
高津川”は“純吟雄町”と並んで、もっとも“扶桑鶴”らしいお酒かと。
空っぽにできなければ、補充するしかありませんな♪
今年の新酒は米の出来からしてもっと荒れるかと思っていたのですけどね。