狂春

Scene前日の阿蘇山に次いでお江戸に雪が降ったという日。こちらはご覧の快晴で、よほど空気が澄んでいたのでしょうな、日本海に浮かぶかのような “米山” の遙か向こうには真っ白に染まった北アルプスまでくっきりと見えまする。
(携帯のカメラですから、かなりビミョ〜)

ホント、今年は何という年なんざんしょ。
狂うのは人だけで十分なのに季節まで…。
もう手がつけられませぬな。

酒林
某変人酒屋の入り口脇にある “酒林(さかばやし)”。
■酒林
杉の葉を束ねて直径約40cmの球状にまとめたものを酒林といい、古く酒造家でその年の新酒のできたことを愛飲家に知らせるため、軒先に吊るされたものである。
酒林ともこの習慣が次第に酒屋の看板として常に店頭に吊るされるようになった。現今ではこのような意味における慣行はないが、杉が酒神を祭る奈良県大神(おおみわ)神社の神木であるところから、酒造蔵などで見かけることも多い。直径70〜80cmのものもあり杉玉ともいわれる。
 −“改訂 灘の酒 用語集”より−

“杉玉(すぎだま)” は “椙玉" とも書きますが、突然引越しされた某妖気漂う酒屋さんの店頭にも吊られる日も?

使える大きさは、最小で20cmから最大でも60cmくらいでしょうか。それ以上になると人力での取付作業は到底無理。機械が必要になってきますし、輸送途中で自重による変形の恐れも。

酒林本体(吊し紐付)だけで写真のような庇・屋根はつきませんが…
「ウチにも欲しいっ!!」という物好きな方はご相談ください。
安価(サイズに拘らず同一価格)にて手配させていただきます。(笑)

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狂春” に対して4件のコメントがあります。

  1. HN より:

    海と北アルプスなんて、これだけで一杯飲める風景ですね。
    有名な氷見とは反対なんだ。
    そうか午前中に飲まないといけない。

    そうそう、”下り調子”ってどんな味わいなんでしょう?
    昨秋からの開栓放置の夏越え実験をしようと思っているのですが・・・

  2. おやぢ より:

    To HNさん
    手前の頭だけ白いのが“米山”でそれに連なる青い山並みの向こうに
    うっすらと白く見えるのが“北アルプス”の山々ですね。

    “下り調子”って、あのお酒ですか?
    風味がバラバラで、なんとも締まりのない味わいにしか感じない時期があるでしょ?
    熟成に波があるので、中途半端な時期に当たったときをそう呼んでいます。

  3. まき子 より:

    うちにも欲しいです〜。
    欲しいけど「“まりも”邪魔」って撤去させられそうです(汗)。
    20㎝くらいのカワイイのもあるんですね。
    それで、だいだいどのくらいの¥なんでしょか?!

  4. おやぢ より:

    To まき子さん
    日本女の次は日本酒に目覚めさせなければ♪ (笑)

    吊し紐付きの“酒林”本体で“嘉村壱號田”の二本分ダス。:-)

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